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アイスダンスのイム・ヘナ、Ye QUAN組がアジアの歴史になる

アイスダンスのイム・ヘナ、Ye QUAN組がアジアの歴史になる

Posted March. 06, 2023 09:29,   

Updated March. 06, 2023 09:29

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歩む道がそのまま韓国アイスダンスの新しい歴史であるイム・ヘナ(19)、Ye QUAN(22)組がアジア選手としては初めてジュニア世界選手権でのメダルを獲得した。

二人は5日、カナダのカルガリーで閉幕した2023国際スケート連盟(ISU)ジュニアフィギュアスケート世界選手権アイスダンスで、合計174.39をマークして銀メダルを獲得した。今大会に参加した30チームのうちチェコのカテリーナ・ムラスコワ(17)とダニエル・ムラゼク(20)ペアだけが177.36点で、イム・Ye組より合計得点が高かった。

イム・Ye組は前日のリズムダンスで71.08点(2位)でチーム最高記録を塗り替えたのに続き、同日のフリーダンスでも103.31点(2位)でチーム最高記録を更新した。当然、総点もチーム最高記録だった。しかし、リズムダンス(71.19点)とフリーダンス(106.17点)でいずれも1位に上がったムラスコワ、ムラゼク組を越えるには力不足だった。

両親が韓国出身でカナダ移民2世であるイム・ヘナは2021~2022シーズンから中国系カナダ人のYe QUANと共に韓国代表として国際大会に参加している。2021-2022ジュニアグランプリ(GP)第1戦で銅メダルを獲得し、アイスダンスの韓国選手では初めてメダルを獲得した二人は、2022-2023シーズン第1戦で韓国はもちろんアジア勢初の金メダルまで獲得した。そしてジュニア世界選手権で初のメダル記録まで残した。

今大会を最後に二人はシニア舞台に移らなければならない。2001年10月15日生まれのYe QUANが来季からジュニア資格を失うからだ。イム・ヘナは、「シーズン開始から最後まで本当に頑張ったことを誇りに思う。韓国初のメダルであることも嬉しい」と話した。

前日終わった女子シングルではシン・ジア(15・ヨンドン中学校)が総点201.90点で2年連続ジュニア世界選手権銀メダルを獲得した。シン・ジアはショートプログラム(71.19点)で自己ベストを更新し、島田麻央(15=日本・71.78点)を追い上げた。しかし、フリーでは130.71点にとどまり、152.76点を獲得した島田(合計224.54点)に結局金メダルを奪われた。


任寶美 bom@donga.com