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与党が民主党の本会議開催要求を一蹴、臨時国会召集も「李在明防弾用」と批判

与党が民主党の本会議開催要求を一蹴、臨時国会召集も「李在明防弾用」と批判

Posted January. 12, 2023 08:45,   

Updated January. 12, 2023 08:45

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「(本会議での)緊急懸案質疑は、軍事機密(の露出が懸念されるので)同意できない」(「国民の力」朱豪英院内代表)

1月の臨時国会召集3日目の11日、与党は「迅速に本会議を開き、安全保障と経済危機関連の緊急懸案質問を実施するかどうかを問う採決手続きを踏んでほしい」とし、北朝鮮無人機侵攻関連の本会議緊急懸案質疑を求める最大野党「共に民主党」の朴洪根(パク・ホングン)院内代表の要求を一蹴した。

与党「国民の力」は、「民主党が単独で要求して召集された臨時国会が『李在明(イ・ジェミョン)防弾用」という批判を避けるために、本会議の開催を主張している」とし、これには協力できないとする立場だ。朱豪英(チュ・ホヨン)院内代表は同日、国会で記者団にこのような方針を伝え、「民主党が求める国会国防委員会聴聞会や国防委と運営委員会の連席会議の開催は検討している」と述べた。

民主党は、「与党が国民の生活や経済の状況だけでなく、国民の生命がかかった安全保障の危機まで見ないふりをし、国会の扉を閉め、鍵をかけている」とし、民生と安全保障のために本会議を開かなければならないと強調した。朴氏は、「国家の安全保障に穴が開いたため、(これよりも)緊急を要する国政懸案はない」とし、民主党出身の金振杓(キム・ジンピョ)国会議長に本会議の開会を再度求めた。臨時国会と本会議が、李在明防弾用ではないということを強調したのだ。

一方、金議長は同日、国会で開かれた新年記者懇談会で、「本会議の緊急懸案質疑は、与野党合意処理の慣行があった」と反対の意思を明らかにした。国会関係者は、「金議長は12日から9日間、東南アジア歴訪が予定されており、旧正月の連休前に本会議を開くことは事実上、難しい状況だ」と話した。


朴訓祥 tigermask@donga.com