崔志萬が代打で同点の２打点、逆転勝ちに貢献

米プロ野球タンパベイ・レイズの崔志萬（チェ・ジマン＝３１）が５回に交代出場して複数安打を放ちチームを逆転勝利に導いた。

崔志萬は２５日、米フロリダ州セントピーターズバーグの本拠トロピカーナ・フィールドで行われたボストン・レッドソックス戦で、２打数２安打２打点を記録した。崔志萬はチームが０ー２でリードされていた５回裏、１死満塁で初打席を迎えた。右投げ左打ちの崔志萬は同日、ボストンが左腕投手を先発に立たせ、「プラトーンシステム」によってベンチで待つ。チャンスをつかんだ。１死満塁の危機を迎えたボストンが３番目の投手として右腕ライアン・ブレイザーをマウンドに上げると、タンパベイのケビン・ケシー監督は崔志萬を代打に起用した。崔志萬は左フェンスに当たる２打点の同点適時打で応えた。崔志萬は７回裏に１死走者無しの場面でセンター前に２本目の安打を放った。

崔志萬は３打数３安打を記録した１３日のオークランド・アスレチックス戦以後、７試合ぶりに複数安打を記録した。シーズン打率は．３１４から．３５１（３７打数１３安打）に上がり、打点は１０に増えた。崔志萬は、今季に代打で出場した３試合で２安打２四球１００％の出塁率を記録した。タンパベイで１塁手と３塁手を務めるヤンディ・ディアスは、「ベンチから出るたびに１００％の確率で安打を打っている気がする」と崔志萬を褒め称えた。タンパベイはボストンを５ー２で下した。


カン・ドンウン記者 leper@donga.com