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ひざまずく黄炳瑞局長・・・「金正恩氏に絶対服従」強調か

ひざまずく黄炳瑞局長・・・「金正恩氏に絶対服従」強調か

Posted January. 11, 2016 07:22,   

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北朝鮮の「ナンバー2」とされる黄炳瑞(ファン・ビョンソ)軍総政治局長が、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の前でひざまずいて話をする姿が、9日、北朝鮮放送を通じて放映された。

朝鮮中央テレビは9日から放映を始めた金第1書記の北朝鮮軍部隊現地指導記録映画で、昨年12月に開かれた第4回砲兵大会で、金第1書記が主席団に座って黄氏と話をする様子が映された。黄氏は、金第1書記の右側に自分の椅子が用意されているにもかかわらず、金第1書記の目の高さに合わせてひざまずいている。そして、左手で口を隠し、金第1書記に話をする。昨年11月に開かれた北朝鮮軍第7回軍事教育指揮官大会でも、黄氏は金第1書記が席に座れと何度か手ぶりをした後、金第1書記に敬礼して席についた。

北朝鮮の権力エリートに対する処刑、粛清を繰り返す金第1書記の恐怖統治の断面がうかがえると指摘されている。特に、4度目の核実験後、内部的に体制の結束を固めている北朝鮮が、金第1書記の権威を住民に注入するために意図的に編集したようにみえる。

黄氏は昨年6月、金第1書記に随行した際、金第1書記よりも一歩先を歩いていることに気づいて驚き、後ずさりしたこともある。2014年10月には、金第1書記の隣で、手で隠しながら顔が赤くなるほど笑っている様子も捉えられた。



zeitung@donga.com