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「大邱米文化院」の名を使う英語塾で爆発騒ぎ

「大邱米文化院」の名を使う英語塾で爆発騒ぎ

Posted April. 23, 2013 04:01,   

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大邱(テグ)市にある小・中学生を対象とする民間の英語塾で爆発騒ぎがあった。受講時間の前で人命の被害はなかった。現場には「反米反ファッショ闘争委員会」という団体名が書かれた紙があった。

22日午前7時7分頃、大邱市寿城区晩村洞(スソンク・マンチョンドン)のあるビルの3階で、「バン」という音がした。3階には「大邱米文化院」という名前の私設の英語塾がある。この建物の9階の病院に勤める看護師のパク氏(41)は、「下の階から煙が出て、声明文と思われる紙が散乱していた」と伝えた。

英語塾の出入口と廊下の一部が黒くこげた。現場から回収されたA4用紙5枚には、「反米反ファッショ闘争委員会」という名で、「米国は100年以上、我が民族に野蛮な犯罪を行なった。それでも足りず、今はこの地で核戦争まで起こそうとしている。米国との悪縁を断ち切る時が来た。米国人は覚悟せよ」という内容が記されていた。

警察が防犯カメラを確認した結果、同日午前6時39分頃、20代後半から30代前半と見える体格のいい男性2人がリュックサックを背負って帽子を深くかぶり、階段を上がって2〜3分後に急いで建物から出て行く姿が確認された。

警察は、反米主義者がこの英語塾を米政府が運営する文化院と勘違いして爆発物を設置したと見ている。同塾は、小・中学生対象の私設の英語塾で、受講生は約100人いる。

警察は、現場からシンナーが入っていたと見られる飲料水のビンを発見した。警察関係者は、「国内に反米反ファッショ闘争委員会という公式団体はないことが確認された」と明らかにした。



jang@donga.com