「日本電機メーカーの失敗は過度な革新を追求したためです」
最近、ソウル江南区三成洞(カンナムグ・サムソンドン)で会ったダウコーニング社のザイアメター事業部門のイェロン・ブロームハード副社長(写真)は、ソニーやパナソニックのような日本の電機メーカーが低迷している理由として「過度な革新」を挙げた。ザイアメターの主力事業はオンラインシリコン販売だ。
ハーバードビジネスレビュー(HBR)に「革新の代名詞」として数回集中的な照明を受けたザイアメターの経営陣が、「革新への過度なこだわりはかえって毒」と警告したわけだ。
1994年、ベルギー・ダウコーニング社に入社した同氏は、日本、中国、韓国など主にアジアの電子メーカーにテレビパネルの製造に必要なシリコンを販売してきた。ブロームハード副社長は、「日本のクライアントは製品の質の向上のために持続的に難しい注文をつけたが、これを競争力のある完成品にすることには遅かった」と指摘した。いわゆる「革新企業のジレンマ」に陥り、小さい部分への改善と革新にこだわりすぎたため、投資と開発期間が長引き、適切なタイミングに完成品を発売することには失敗したという話だ。
ブロームハード副社長は、「内需市場にこだわるのも日本の電機業界のミスだ」とし、「三星(サムソン)やLGなど、韓国企業も多様な要求をしてくるが、海外市場をターゲットにスピーディーに事業を進めるというのが大きな違いだ」と話した。
今年で10周年を迎えるザイアメターは、ダウコーニングが中国産格安製品の攻勢に立ち向かって02年に設立した。昨年、ダウコーニングが上げた64億3000万ドル(約7兆87億ウォン)の売上の中で40%を占めて、会社の成長に中核的な役割を果たしている。ダウコーニングのビジョンは、未来のメガトレンドを読み取って、究極に人類の暮らしの質を向上させることに焦点を合わせている。ブロームハード副社長は、「エネルギーと水不足の時代を迎え、この問題を解決できる素材の開発に集中している」と話した。
mint4a@donga.com






