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模擬修能の問題流出疑惑、ソウル教育庁が捜査依頼

模擬修能の問題流出疑惑、ソウル教育庁が捜査依頼

Posted March. 17, 2008 08:32,   

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昨年、金浦(キムポ)外国語高の入試問題流出事件に続いて、またも全国規模の大学修学能力試験(修能)模擬試験で問題の一部が流出されたという疑惑が起きている。

ソウル市教育庁は16日、全国の高校3年生52万人あまりが12日に受けた全国連合学力評価で、数理領域問題の中一部が事前にソウル江南区大峙洞(カンナムグ・デチドン)のS塾に流出されたという結論を下し、同塾の講師ユ某氏をソウル松坡(ソンパ)警察署に捜査依頼したと発表した。

▲数理領域45問題で19問題が流出疑惑〓市教育庁は14日午後、高3学力評価で、数理領域45問題の中で19問題がS塾のユ氏が学生たちに配布した問題と類似しているという疑惑が起きると、ユ氏と問題出題に参加した9人の教師を呼んで検討作業を行った。

この結果、市教育庁は、ユ氏が配布した問題と学力評価に出題された5問題は正確に一致し、14問題はほとんど似ているという結論を下した。

金ウギョンソウル市教育庁中等教育政策課奨学士は、「出題委員たち自らも事前に問題を見なくては、このように類似した問題が出にくいと供述した。しかし、ユ氏と出題委員たちが疑いを強く否認しており、捜査機関に捜査を依頼した」と説明した。

▲「市中で販売される問題集から選んだだけ」〓これに対し、ユ氏は本紙との通話で、「過去に直接執筆した問題集から良い問題を選び出しただけ」と言い、疑惑を否認した。

ユ氏は過去、大型オンライン入試塾で講師として勤めていた時、多数の数学問題集を出したスター講師だ。

ユ氏は、「疑惑が提起された19問題以外にも、私の問題集には類似した質問項目がもっとある。市教育庁が、市中に出ている問題集をまともに検討しなかったミスをしたのに、全ての罪を塾の講師に被せている」と主張した。

ユ氏が言及した数学教材には、ユ氏以外にも7人の共著者がいるが、この中の一部現職教師は今回の学力評価出題委員に含まれていて、疑惑はもっと膨らみつつある。

これに対し、ハン・チュンヒソウル市教育庁中等教育政策課奨学官は、「すべての質問項目を検討したが、一日後に関連書類を監査課に渡したので、何も思い出せない」と返事を拒否した。

▲捜査結果と関係なく、当該塾は廃業〓市教育庁は、警察の調査で関連疑惑が事実であらわれる場合、問題を流出した教師を罷兔する方針だ。また、問題を起こしたS塾は、問題流出捜査の結果と関係なく、早ければ17日、登録を抹消(塾の廃業措置)させる方針だ。

市教育庁塾担当の関係者は、「S塾を精密調査した結果、問題流出の疑い以外にも、△過多受講料徴収△虚偽誇大広告△塾広報物に受講料未掲示など問題点が多く、警察捜査の結果とは関係なく廃業措置が可能だ」と言った。

一方、警察の関係者は、「出題教師たちとユ氏の携帯電話通話記録資料を入手し分析する予定だ。ユ氏に対する調査が終わり次第、出題委員たちと塾の受講生に対する調査も進める」と言った。



kky@donga.com