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炎天下でも冬用スーツにベストまで、誰も止められないパク・ジンソプ光州監督

炎天下でも冬用スーツにベストまで、誰も止められないパク・ジンソプ光州監督

Posted July. 17, 2019 10:11,   

Updated July. 17, 2019 10:11

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ピッチを襲った猛暑の中でも、彼はワイシャツの上にベストを着て、その上にスーツを着用する。90分間、選手たちに指示を出しているうちに、全身は汗だくになる。今年3月3日、ソウルEランドとのKリーグ2(2部)開幕戦以来、継続して同じ冬用スーツを着てベンチを守っているパク・ジンソプ光州(クァンジュ)監督(42)のことだ。

パク監督にとって冬用スーツは「魔法の鎧」だ。パク氏は、「今季初戦だった開幕戦までも、天気が肌寒かったので冬用スーツを着た。その試合を2-0で勝ったので、その後チームが負けるまでスーツを脱がないと決心したのだが…。無敗試合が続き暑くなってもスーツを脱げなくなった」と話した。

光州は14日、ソウルEランドを再び2-0で下し、2部リーグ歴代最多となる19試合無敗(13勝6敗)を記録した。光州は16日までに勝ち点45で2部首位だ。2部リーグ優勝チームは翌シーズンに1部リーグに昇格されr。

パク氏は、ジャケットとパンツはもちろんのこと靴と靴下、下着まで毎試合同じものを着ている。パク氏は「試合翌日にスーツはドライクリニング屋に預け、靴下と下着は自分で洗濯している。選手たちは『お願いだから冬用スーツは脱いでください。脱いでも勝てますから』と言ってくれる。だけど、冬用スーツが良い機運を与えているし、勝利への私の強い気持ちの表れなので、脱ぐのは困難だ」と話した。

光州は堅守と外国人ストライカーの活躍で2部最強の座に君臨している。強いプレスと守備を強みとする光州は、2部リーグで最少失点(8失点)を記録している。攻撃では2部リーグ得点首位(14ゴール)のペリペ(ブラジル)が肝心な時に得点を挙げて勝利に貢献している。

パク氏は、今季のヤマ場の一つに20日の安養(アンヤン)戦を挙げた。2部3位の安養は4連勝を挙げ、勢いに乗っている。


鄭允喆 trigger@donga.com