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12月24日に「聖年」開幕、フランシスコ教皇が公式宣言

12月24日に「聖年」開幕、フランシスコ教皇が公式宣言

Posted May. 11, 2024 08:44,   

Updated May. 11, 2024 08:44

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フランシスコ教皇(写真)が9日(現地時間)、「25年ごとに訪れる『聖年』が来年に開かれる」と正式に発表した。

聖年とは、カトリック教会で信者に特別な霊的恵みを与える聖なる年を意味する。25年ごとに訪れる定期聖年と、非定期的に宣言される特別聖年がある。今回の聖年は、今年12月24日から始まり、2026年1月6日に終わる。

教皇は同日、バチカンのサンピエトロ大聖堂で夕方の祈祷会を行い、勅書を通じて希望のメッセージを伝えた。10ページ分の勅書で世界の「貧困のスキャンダル」と戦争の恐怖を非難し、移民の権利と多くの国の出生率を高める必要性を強調した。また、死刑制度の廃止を促し、各国政府に囚人の恩赦を要請し、貧しい国に対する債務免除も要求した。

教皇は、「私たちが世界平和のための道を開こうとするならば、不義の原因を解決し、飢えた人々を養うことに献身しなければならない」と明らかにした。

カトリック教会は1300年、教皇ボニファシオ8世の時から聖年を開始し、1475年からすべての世代が少なくとも一度は聖年を迎えることができるように25年ごとに行っている。


カイロ=キム・ギユン特派員 pep@donga.com