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今月の外国人の中国株売り越しが13兆ウォン、月間で過去最高

今月の外国人の中国株売り越しが13兆ウォン、月間で過去最高

Posted August. 26, 2023 09:19,   

Updated August. 26, 2023 09:19

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中国不動産発の経済危機が本格化する兆しを見せると、外国人投資家らは今月だけで13兆ウォン以上を株式市場から引き出すなど、「チャイナ・エクソダス(脱出)」が加速化している。

25日、日本の経済メディアの日経アジアは、今月に入ってから24日まで、外国人投資家は中国株式市場で計761億元(約13兆ウォン)分を売り越したと報じた。2014年以来、月間最大の売り越し額となる。このメディアは、外国人投資家は主に時価総額上位の銘柄を保有し、証券市場に大きな影響を及ぼしかねないと説明した。

米ブルームバーグ通信も、中国本土の取引所で、外国人投資家は23日まで13取引日連続で株式を売り越したと伝えた。2016年にブルームバーグが関連統計を取り始めて以来最長の記録であり、売り越し規模は107億ドル(約14兆2000億ウォン)に達すると発表した。

不動産関連株を中心に立ち込めていた悲観論は、電気自動車業界にまで広がっている。中国1位の電気自動車メーカー、比亜迪(BYD)の株価は、今月に入って20%ほど下落した。先月、中国の習近平国家主席が直接主宰した経済関連会議でも特別な経済安定化政策を打ち出せなかったので、外国人投資家の懸念が深まったと、日経アジアは伝えた。

中国証券監督委員会(CSRC)は23日、年金基金と一部の大手銀行および保険会社の役員が参加したセミナーで、彼らに対し投資活性化を促したとブルームバーグは伝えた。これに対し、出席者らは、証券市場の安定と国家経済の発展を支援すると答えたという。

このような中国政府の証券市場活性化および景気刺激の努力にもかかわらず、グローバル投資銀行(IB)は最近、中国経済成長率の予測値を相次いで下方修正するなど、チャイナエクソダスは当分続くだろうという予測が出ている。


イ・チョンア記者 clearlee@donga.com