Go to contents

「ロックンロール女王」ティナ・ターナーっ死去、享年83歳

「ロックンロール女王」ティナ・ターナーっ死去、享年83歳

Posted May. 26, 2023 08:41,   

Updated May. 26, 2023 08:41

한국어

「ロックンロールの女王」と称され、1960~80年代に多く愛されたポップスターのティナ・ターナーさん(写真)が死去した。享年83歳。

24日(現地時間)、ターナーさんの代理人によると、故人が闘病の末、スイス・クイスナヒトの自宅で死亡したという。ロイター通信が報じた。本名がアナ・メイ・ブロックである故人は、ロックンロールの初期である1950年代にデビューし、1960年にアイク・ターナーと「アイク・アンド・ティナ・ターナー」というデュオを結成し、「リバー・ディー・プマウンテン・ハイ(River Deep Mountain High)」、「ア・フール・イン・ラヴ(A Fool in Love)」など数多くのヒット曲を出した。1962年にアイクと結婚したが、夫の虐待で1976年に離婚した。

活動に困っていた故人は1984年、アルバム「プライベート・ダンサー」を通じて再起に成功した。このアルバムの代表曲「What's Love Got to Do with It」で1985年グラミー賞の年間最優秀レコード賞など3部門を席巻した。1988年に英国ロンドンに移住した後、主に欧州で活動し、2013年に音楽プロデューサーのエルヴィン・バッハと結婚し、米国市民権を放棄してスイス国籍を取得した。

ロックオペラ映画「トミー」(1975年)でアシッドクイーンを演じ、「マッドマックス/サンダードーム」(1985年)では都市を建設した指導者アウンティ・エンティティを演じて好評を博した。2008と2009年のワールドツアーを最後に引退を宣言した。

故人はデュオ時代を含めグラミー賞を計12度受賞した。1991年にアイク・ターナーとともにロックンロールの殿堂入りを果たし、2001年にはソロ歌手として再び殿堂入りした。ケネディセンター名誉賞(2005年)、グラミー生涯功労賞(2018年)を受賞した。


キム・テオン記者 beborn@donga.com