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「テラ・ルナ」裁判部を変更、シン被告の記者時代に主審判事インタビューしたことが問題に

「テラ・ルナ」裁判部を変更、シン被告の記者時代に主審判事インタビューしたことが問題に

Posted May. 26, 2023 08:30,   

Updated May. 26, 2023 08:30

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韓国生まれの仮想通貨テラ・ルナ詐欺疑惑の中心人物であるチャイコーポレーションのシン・ヒョンソン前総括代表の事件担当裁判部が、初公判を翌日に控えて変更された。事件を担当した主審判事が、過去の記者時代、シン前総括代表にインタビューしていたことが明らかになり、議論を呼んだためだ。

ソウル南部地裁は25日、詐欺と背任・横領などの容疑で起訴されたシン被告など7人の事件の担当裁判部を、刑事合議13部から刑事合議14部に変更したと明らかにした。ソウル南部地裁は、「事件内容と裁判所の事情などを全般的に考慮し、事件を再配分した」と説明した。このため、26日午後2時に開かれる予定だった初公判の期日も延期された。新裁判部は、事件記録を検討後、期日を再び指定する予定だ。

当初、事件を担当した主審のA判事は、シン被告が中央日報記者だった2010年にインタビューに応じていたことが分かった。これに対し、テラ・ルナの被害者の間では、A判事が裁判を引き受けるのは不適切であり、自ら裁判を回避しなければならないという指摘が出た。シン被告は、テラ・ルナコインの暴落過程でポンジ詐欺(ねずみ講金融詐欺)で4629億ウォン相当の不当利益を得た疑惑などが持たれている。


チャン・ハヤン記者 jwhite@donga.com