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タヌリが撮影した月面写真を公開

Posted February. 14, 2023 08:50,   

Updated February. 14, 2023 08:50

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韓国航空宇宙研究院が13日、韓国初の月探査衛星「タヌリ」が撮影した月の写真を公開した。先月公開した月面写真はタヌリ内に搭載された米国航空宇宙局(NASA)のシャドーカムが撮影したもので、タヌリが直接撮影した写真の公開は初めて。

今回公開した写真は月面の「レイタ峡谷」と、「月の海」と呼ばれる地域の中で「嵐の大洋」と「雨の海」だ。「月の海」は暗い玄武岩質の広くて平らな地帯で、遠くから見るとまるで海に似ているとことから付けられた名称。「嵐の大洋」はその中でも最も広い地域で、韓半島面積の約18倍に達する。

昨年8月に打ち上げられたタヌリは、昨年12月27日に月の任務軌道(月の上空約100キロ)に進入し、今年1月2日から2月3日までの約1ヵ月にわたって試運転を行った。タヌリは試運転中に月面を高解像カメラで撮影した。タヌリは試運転を終えて、今月4日から正常任務運営に着手した。タヌリは今年末までに6つの搭載体で月科学研究、宇宙インターネット技術検証などの任務を行う予定だ。


チェ・ジウォン記者 jwchoi@donga.com