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韓国幸福指数は世界59位、青少年の「生活満足度」は最下位

韓国幸福指数は世界59位、青少年の「生活満足度」は最下位

Posted December. 14, 2022 08:35,   

Updated December. 14, 2022 08:35

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年代別の生活満足度の調査で、30代が最も高く、60代以上が最も低いことが分かった。韓国の幸福指数は世界59位で、中間値にも及ばないことが分かった。

13日、統計庁が発表した「韓国の社会動向2022」によると、韓国人の生活満足度(10点満点)の平均点数は昨年6.3点だった。2013年は5.7点、2018年は6.1点と少しずつ上昇している。年代別では、30代の満足度(6.5点)が最も高かった。働き口を探して、家族を構成する時期が遅れていることが影響したものとみられる。一方、老後に対する不安と貧困問題により、50代以降から生活満足度は次第に低くなった。50代は6.3点、60歳以上は6.1点、65歳以上は6.0点と調査された。

児童・青少年の生活満足度は6.6点で、経済協力開発機構(OECD)の加盟国の中で最下位だった。韓国を除いたOECD主要国の平均は7.6点だ。

昨年、韓国の幸福指数(10点満点)はこの3年間の平均が5.94点で、中間値(6.0点)に及ばなかった。世界で59位で、米国(16位)や日本(54位)に比べて低い順位だ。同部門の1位はフィンランドで、3年間の平均が7.82点を記録した。

所得比財産税の負担程度は、低所得層が高所得層より大きいことが調査で分かった。2020年基準の所得下位10%(1分位)の財産税の負担比率は6.15倍だった。同期間、所得上位10%(10分位)の財産税の負担比率は0.29倍に過ぎなかった。所得下位の10%の財産税負担が、上位10%の約20倍に達したのだ。財産税の負担比率とは、所得分位別の財産税額の割合を所得の割合で割った数値だ。高価住宅を保有している低所得の引退者により、低所得層の財産税の負担が大きくなったものと分析される。


世宗市=キム・ヒョンミン記者 kalssam35@donga.com