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ソウルのマンションの売買・伝貰需給指数が3年ぶりの低水準

ソウルのマンションの売買・伝貰需給指数が3年ぶりの低水準

Posted August. 27, 2022 09:13,   

Updated August. 27, 2022 09:13

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韓国銀行が史上初めて4回連続で基準金利を引き上げた中、ソウルのマンションの売買と伝貰(チョンセ、伝貰)の需給指数が2019年7月以来の低い水準に下落した。

26日、韓国不動産院によると、8月第4週(22日基準)のソウル・マンションの売買需給指数は82.9で、今年5月第1週(91.1)以降16週連続で下落した。2019年7月第1週(80.3)以降、3年1ヵ月ぶりの最低水準だった。売買需給指数が基準線(100)より低いほど、住宅市場に住宅を買おうとする人より売ろうとする人が多いという意味だ。

ソウル5大圏域のマンションの売買需給指数も、いずれも先週より下がった。マンション需要が最も多い東南圏(江南・瑞草・松坡・江東区)の場合、先週の90.2から今週は89.4を記録し、90台以下に下がった。今週の首都圏の売買需給指数は84.3で、ソウルと同様、2019年7月第1週(83.7)以降、3年1ヵ月ぶりの最低値となった。京畿(キョンギ、85.2)と仁川(インチョン、83.8)はそれぞれ12週と7週間連続で下がった。

伝貰需要も影を潜めている。今週、ソウルのマンションの伝貰需給指数(90.2→88.7)は、2019年7月第5週(88.0)以来、約3年ぶりの最低水準だった。首都圏の伝貰需給指数も、先週(90.4)より低い87.6を記録し、90以下となった。基準金利の引き上げで伝貰の貸出金利が上がるや、「伝貰の月貰(ウォルセ、月々の家賃)化」が急速に進んでいる一方、引越しを先送りする借家人が増えていると分析される。


イ・チュッポク記者 bless@donga.com