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韓米乙支演習5年ぶりに復活、来月に機動演習も実施

韓米乙支演習5年ぶりに復活、来月に機動演習も実施

Posted July. 21, 2022 09:05,   

Updated July. 21, 2022 09:05

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尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権発足後、初めて実施される下半期韓米合同軍事演習の新たな名称にUFS(乙支フリーダムシールド)が有力視されているという。KR(キー・リゾルブ)・FE(フォール・イーグル)とともに3大合同軍事演習とされるUFG(乙支フリーダム・ガーディアン)が名前を変更して5年ぶりに復活する。UFGは、文在寅(ムン・ジェイン)政権発足後の2018年に廃止された。さらに韓米は、今回の合同軍事演習で野外機動演習を実施することも事実上、合意したという。

20日、東亜(トンア)日報の取材を総合すると、韓米は来月22日から9月1日まで実施される下半期合同軍事演習の名称をUFSにすることで合意した。先の文政権が廃止したUFGの最後の文字が「シールド(Sheild)」に一部変更されるものの、事実上そのまま継承される。政府消息筋は、「『同盟』という単語を含めることや、既存のUFGの名称をそのまま使うことも議論されたが、最終的にUFSが望ましいというムードになった」と伝えた。

文前政権で3大合同軍事演習が全て廃止され、演習規模も大幅に縮小された。2018年の北朝鮮との非核化交渉が反映されたのだ。しかし、韓米は今回、演習の名称を復活させ、野外機動演習まで実施することで合意した。8月の合同軍事演習は通常、コンピュータシミュレーションで行われたが、演習の効果を高めるために野外機動演習も実施される。これに先立ち、韓米首脳は5月の共同声明で、「北朝鮮の進化する脅威を考慮して、合同軍事演習の範囲と規模を拡大する協議を開始することで合意した」と明らかにした。ただし、野外機動演習が再開されても、直ちに以前のように大規模(連隊級以上)兵力が動員されることは難しいとみられる。

在韓米軍は、合同軍事演習の新たな名称に関する同紙の質問に、「政策上、計画・実行された合同軍事演習に関する発言は控える」としつつも、「合同軍事演習に関するすべての決定は韓米同盟によって下される」と強調した。


申圭鎭 newjin@donga.com