Go to contents

ソウルのマンション価格が2ヵ月ぶりの下落に転じた

ソウルのマンション価格が2ヵ月ぶりの下落に転じた

Posted June. 03, 2022 08:48,   

Updated June. 03, 2022 08:48

한국어

ソウルのマンション価格が2ヵ月ぶりの下落に転じた。6月1日の保有税賦課基準日を控え、江北(カンブク)地域を中心に下落取引が多くなったためとみられる。

2日、韓国不動産院が発表した「5月第5週(5月30日基準)の週間マンション動向」によると、ソウルのマンション売の買価格は前週比0.01%下落した。3月28日にマイナス0.01%を記録して以来、約2ヵ月ぶりの下落となった。

地域別では、蘆原区(ノウォング、マイナス0.03%)、道峰区(トボング、マイナス0.02%)など、江北地域を中心に下落した。江南(カンナム)の場合、瑞草区(ソチョグ)や江南区(カンナムグ)ともに先週比0.01%上昇し、上昇幅が減った。開発期待のある龍山区(ヨンサング、0.03%)は、漢南洞(ハンナムドン)一帯の超高価住宅を中心に上昇した。

京畿道(キョンギド)地域は、高陽市一山西区(コヤンシ・イルサンソグ)(0.11%)と一山東区(イルサング、0.09%)、城南市盆唐区(ソンナムシ・ブンダング、0.05%)など、再建築規制緩和への期待のある第1期新都市を中心に上昇した。一方、始興市(マイナス0.15%)や儀旺市(ウィワンシ、マイナス0.12%)、華城市(ファソンシ、マイナス0.09%)、水原市霊通区(スウォンシ・ヨントング、マイナス0.11%)などは売り物が溜まり、下落傾向を維持した。

ジェイエデュ投資諮問のコ・ジュンソク代表は、「基準金利の引き上げなどで買収の勢いは回復しない状況で、保有税賦課基準日である6月1日を控えて多住宅者が急売物件を処分し、下落傾向に転じたものと見られる」と分析した。


チョン・ソヨン記者 cero@donga.com