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低く吹く風

Posted March. 25, 2023 08:39,   

Updated March. 25, 2023 08:39

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子供たちの出席を呼ぶ時、答える声が一番力強い時期が3月だ。ときめきの月であり、始まりの月であるからだ。逆に、病気で欠席する児童生徒が一番多い月も3月だ。不思議なことに3月は、よく痛くてきつい。木々は、食べたこともなく、冬の間ずっと耐えてきた体で花まで咲かせなければならないのが3月だ。新芽が全身で土を押し上げなければならないのも3月だ。祖母は冬の間ずっとよく耐えていたが、健康がぐんと悪くなったり、よく遊んでいた子供は突然熱風邪を患ったりもする。

燦爛たる春の日に体が痛くなると、さらに寂しい。授業では3人の児童生徒が病気で欠席し、家では2人の子供が病気で欠席した。咳をする生徒たちと熱がある子供たちのために、この詩を紹介する。他の人たちが忙しく動き回って忙しい中、私だけが空いた島に落ちたように一人で病気になる人々のためにこの詩を紹介する。苦しくて眠れなかった人が、夜明けにやっと眠りについた。誰かが遠くからその病気の人の額を撫でてくれたから可能だったという話。詩人のこの願いと解釈を心から信じたい。この詩を、おしぼりのようにぎゅっと握って、熱が上がった額に耐えたい。今は3月だから。痛い3月でさえ、もうすぐ過ぎるから。