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朴賛郁監督の「別れる決心」、NYタイムズが選ぶ「今年の映画ベスト10」に

朴賛郁監督の「別れる決心」、NYタイムズが選ぶ「今年の映画ベスト10」に

Posted December. 08, 2022 08:30,   

Updated December. 08, 2022 08:30

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今年カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した朴賛郁(パク・チャンウク)監督(59)の映画「別れる決心」(写真)が、米紙ニューヨーク・タイムズが選ぶ「今年の映画ベスト10」に選出された。

同紙の首席映画評論家のマノーラ・ダージス氏は6日(現地時間)、「今年の印象深い映画10作」を紹介し、「別れる決心」を挙げた。ダージス氏は、「この迷路のような映画の『戦慄を覚えさせる楽しみ』の一つは、アルフレッド・ヒッチコック監督の映画『めまい』(1958年)でミステリアスな女性に対する男性探偵の執着が連想されることだ」とし、「男女主人公の愛と裏切りという筋書きだけでなく、朴監督特有のねじれたリズムでひねくれた展開を見せてくれた」と評した。

今回の選定が「別れる決心」のアカデミー賞受賞にも好影響を与えるだろう、との見方も出ている。2020年、韓国映画で初めてアカデミー賞を受賞した奉俊昊(ポン・ジュノ)監督の映画「パラサイト 半地下の家族」も2019年に同紙の「今年の10大映画」に選ばれた。


李知訓 easyhoon@donga.com