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マンハッタンど真ん中で「大~韓民国」

Posted December. 05, 2022 08:59,   

Updated December. 05, 2022 08:59

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韓国の劇的なワールドカップ(W杯)決勝トーナメント進出に、米国各地の在米韓国人社会から喜びの歓声が上がった。海外メディアも、「92年のW杯史上、最も激情的なシーン」「2002年W杯の精神が戻ってきた」と注目した。

ニューヨーク・マンハッタンのグリーリースクエアパークでは、韓国対ポルトガルの試合が始まった2日午前9時(現地時間)から在米韓国人など200人余りが集まり、大声で「テーハンミングク(大~韓民国)」を応援した。ニューヨーク韓人会とニューヨークコリアタウン協会が用意した街頭応援では、大型スクリーンと応援グッズも用意され、早朝からお祭りムードだった。ニューヨーク韓人会のチャールズ・ユン会長は、「マンハッタンの真ん中で、多様な民族が一緒に応援する姿を見ると感慨深い。ベスト16入りできて嬉しい」と話した。

韓国系やアジア系米国人も、韓国の16入りのニュースをソーシャルメディア(SNS)に一斉に掲載し、喜びを共有した。ベストセラー「パチンコ」の作家イ・ミンジンさんが、インスタグラムに韓国代表選手たちが喜ぶ姿が映った写真を投稿すると、「試合を見て泣いた」「孫興民(ソン・フンミ)は最高の選手」という米国人の反応が続いた。

外信も、強豪ポルトガルを相手にした韓国の劇的な逆転勝ちに賛辞を送った。ロイター通信は、「孫興民は、韓国が4強入りした2002年のW杯精神を思い起こした」とし、「韓国人ならではの粘り強いエネルギーだ」と評価した。英BBCスポーツは、ツイッターに孫興民をスーパーヒーローの「バットマン」のように描写したパロディ写真を掲載した。

「死の組」から1位で16強入りした日本は、「準々決勝の韓日戦」を期待しながら一緒に歓声を上げた。日本の木原誠二官房長官は4日、日本の民放局フジテレビの番組に出演し、「韓国と日本が決勝トーナメントで勝利し、『ベスト4』をかけて戦う韓日戦を見たい」と話した。日本のツイッターでは、韓国の16強入り後、「韓日対決」のキーワードがリアルタイムのトレンドに上がるほど話題になった。


金民 kimmin@donga.com