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バイデン米大統領「IRAに欠陥」、初めて修正可能性に言及

バイデン米大統領「IRAに欠陥」、初めて修正可能性に言及

Posted December. 03, 2022 08:55,   

Updated December. 03, 2022 08:55

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バイデン米大統領は1日(現地時間)、インフレ削減法(IRA)について「明らかに欠陥(glitches)があり、調整を受け入れる必要がある」と明らかにした。バイデン大統領が直接、IRA調整の可能性について言及したのは初めてだ。

バイデン大統領は同日、米ホワイトハウスでフランスのマクロン大統領と首脳会談を行った後の記者会見で、「欧州諸国が根本的に(米国の電気自動車市場に)参加しやすくするために、我々が調整(tweaks)できることがある」と述べた。特に、「例えばIRAには米国と自由貿易協定(FTA)を交わした国は例外だ」という条項がある。(この条項を追加した)議員は、文字通り、FTA締結国ではなく、ただの同盟国(allies)を意味したものだと認めた」と述べた。

IRAは、来年から米国や米国とFTAを交わした国で生産したり、加工した鉱物を一定比率以上使用したバッテリーを搭載した電気自動車にのみ補助金を支給するよう定めている。バイデン大統領の発言は、これを米国の友好国などに拡大できるという意味と解釈される。

韓国のバッテリーメーカーは、IRA法案が出た後、米国とFTAを交わしたオーストラリアやチリなどとバッテリー鉱物の供給を急いで結んできた。業界では、リチウムやニッケルなど電気自動車バッテリーのコア鉱物の供給を受けられる国が増え、恩恵を受けることができると期待している。


ワシントン=ムン・ビョンギ特派員 ソン・チュンヒョン記者 weappon@donga.com · balgun@donga.com