
李在明(イ・ジェミョン)大統領と文在寅(ムン・ジェイン)元大統領は1日、「フェイクニュースや侮蔑的な呼称などで誰かを傷つけることは、誰のためにもならないとの認識で一致した」と大統領府が明らかにした。与党「共に民主党」の8・17全党大会を前に、派閥間で「正統性論争」が繰り広げられ、分裂への懸念が高まる中、現大統領と元大統領が会談し、統合を強調した形だ。
李氏は同日、大統領府の常春斎(サンチュンジェ)で開かれた会談で、「すべての人を代表し、すべての人のための政治をしなければならない」とし、「そのためには内部の結束も極めて重要だ。内部がしっかりしていなければならない」と述べた。続けて、「絶えず裾野を広げ、構造的多数をつくるために努力しなければならない」と強調した。
これに先立ち、文氏は「時代的課題はやはり国民統合だ」とし、「ただ、国民統合へ進むためには、やはり党内の結束が出発点になる」と述べた。
李氏が支持基盤の拡大を意味する「すべての人の統合」を、文氏が「党内統合」をそれぞれ強調し、微妙な温度差を見せたのではないかとの指摘について、洪翼杓(ホン・イクピョ)大統領政務首席秘書官は「結束も重要で、支持基盤の拡大も重要だという点で認識を共にした」と説明した。さらに、「内部対立につながらないよう、細やかに管理し、互いに攻撃的、侮辱的なやり方をしてはならないという点で認識を共にした」と述べた。
同日の会談は、親盧(盧武鉉)・親文(文在寅)など従来の「共に民主党」支持層と、いわゆる「ニュー李在明」と呼ばれる親李(李在明)支持層の対立が激化する中で実現した。鄭清来(チョン・チョンレ)前代表が辞任とともに文氏を訪ねるなど、親文支持層との連携に動いたうえ、作家の柳時敏(ユ・シミン)氏が「(支持者たちが望んだのは)増築だった。ところが大統領は建て替えようとしたようだ」と李氏を批判したことも影響したとの見方が出ている。李氏が文氏を招いたのは、李在明政権発足から13カ月で初めて。
朴訓祥 tigermask@donga.com






