
釜山市機張郡(プサンシ・キジャングン)沖で液化石油ガス(LPG)の運搬船と衝突した底引き網漁船が沈没し、60代の船長が死亡、30代の外国人船員2人が行方不明となった。
25日、蔚山(ウルサン)海洋警察署によると、同日午前10時10分ごろ、釜山広域市機張郡の大辺(テビョン)港南東23カイリ(約42.6キロ)沖で、992トン級のLPG運搬船と79トン級の底引き網漁船が衝突した。漁船は同日午前7時に釜山南港を出港して操業中だった。一方、LPG運搬船は午前7時30分に蔚山港を出港し、日本へ向かう途中だった。
事故で漁船が沈没し、乗組員8人(韓国人2人、インドネシア人6人)全員が海に投げ出された。このうち6人はLPG運搬船に救助されたが、意識不明の状態で病院に搬送された船長(62)は同日午後1時30分ごろ死亡した。ともに救助された船員5人は病院で治療を受けている。命に別条はないという。
行方不明者2人はいずれもインドネシア国籍の30代の船員だ。海洋警察は生存した船員らの証言などを基に、事故当時、2人が甲板から海に転落したとみて警備艇やヘリコプター、周辺の操業船などを投入して捜索を続けている。事故海域は水深約140メートルに達し、最大2.5メートルのうねりを伴う波が続いているため、捜索は難航しているという。
海洋警察は行方不明者の捜索を続ける一方、両船の関係者らを対象に事故原因や衝突の経緯を詳しく調べている。
蔚山=チェ・チャンファン記者 oldbay77@donga.com






