
女子サッカー界の有力投資家として知られるミシェル・カン氏(カン・ヨンミ、67、写真、コグノサント会長)が、フランス・プロサッカー1部リーグ(リーグ・アン)の名門クラブ、オリンピック・リヨンのオーナーとなった。
オリンピック・リヨンは23日(現地時間)、クラブの親会社であるイーグル・フットボール・グループとカン氏が買収で合意したと発表した。カン氏は持ち株会社イーグル・ビドコが保有するリヨン株87.7%を取得し、3260万ユーロ規模の負債を返済することを決めた。また、今後オリンピック・リヨンに最大7500万ユーロを投資する予定だ。
女子チームのオリンピック・リヨン・フェミナンのオーナーでもあるカン氏は、昨年6月、リヨンが財務悪化を理由に2部降格処分を受けた際、フランスサッカー連盟への不服申し立てを主導し、決定を覆した。この過程で私財も投じ、オリンピック・リヨンの再建を支援したとされる。リヨンは2025~26シーズンのリーグ1で最終4位となり、復調に成功した。
カン氏は「リヨン買収について、大きな責任を感じるとともに、大変光栄に思っている」とし、「再び欧州サッカーを代表するクラブへと成長させる」と抱負を語った。
カン氏は、19年に米国の女子代表がFIFA女子ワールドカップで優勝した後、ワシントンで開かれた祝賀行事に出席したことをきっかけに女子サッカーとの関わりを持つようになった。カン氏は「女性が対等なスタートラインで競争できるよう支援したかった」として、経営危機に陥っていた米女子プロサッカーチームのワシントン・スピリットを22年に買収した。また、女子選手向けの専用トレーニングシステム構築にも積極的な投資を行った。
カン氏は1981年、西江(ソガン)大学在学中に米国に留学し、シカゴ大学経済学部を卒業した後、イェール大学で修士号を取得した。2008年に医療情報技術(IT)企業コグノサントを創業した。推定資産は12億ドルに上る。カン氏は、第11代、第13代国会議員を務めた李潤子(イ・ユンジャ)消費者教育中央会(全国主婦教室中央会)名誉会長の三女でもある。
イ・ジユン記者 asap@donga.com






