
2026年北中米ワールドカップ(W杯)で、大会史上最も華やかなゴールラッシュが繰り広げられている。24日までに行われたグループリーグ48試合で、グループリーグ史上最多となる141得点が生まれた。
クリスティアーノ・ロナルドが24日、ウズベキスタンとのグループリーグK組第2戦(5-0でポルトガル勝利)で決めたポルトガルの3点目は、今大会45試合目で生まれた137点目のゴールだった。このゴールで2014年ブラジル大会のグループリーグ総得点記録(48試合136得点)が更新された。今大会は参加国が従来の32カ国から48カ国に増え、グループリーグの試合数も72試合に拡大された。
ゴールラッシュの背景には、今大会の公式球「トリオンダ」(写真)がある。史上最少となる4枚のパネルで製作され空気抵抗が少ないトリオンダは、軌道が不規則でスピードも速い。フランス代表FWキリアン・エムバペがセネガルとのグループリーグI組第1戦で決めた追加点は、その特性を示す代表的な例だ。エムバペは27.4メートルの距離から右足を振り抜き、ゴール左上隅へ突き刺した。セネガルGKエドゥアール・メンディが飛びついたが、防ぐことはできなかった。元イングランド代表GKのジョー・ハート氏は「ボールが予想よりはるかに速く飛んでくる。GKたちは公式球への適応に苦労している」と語った。
参加国の増加でグループリーグで実力差の大きいチーム同士が対戦するケースが増えたことも得点増加の一因とされる。W杯通算4度の優勝を誇る「戦車軍団」ドイツは、初出場の島国キュラソーを7-1で大勝した。
北中米の猛暑ももう一つの要因との分析が出ている。高温多湿の環境でプレーする選手たちの体力消耗が早く、試合終盤になると守備の集中力が低下し、後半の失点が増えているというのだ。なおグループリーグはまだ24試合を残しており、最終的な総得点記録はさらに伸びる見通しだ。
ハン・ジョンホ記者 hjh@donga.com






