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個性求める20~30代 骨董街を「ディギング」

個性求める20~30代 骨董街を「ディギング」

Posted June. 20, 2026 09:02,   

Updated June. 20, 2026 09:02


最近、韓国では古美術への関心が20~30代を中心に目立って高まっている。若い世代が茶わんや器、家具などの日用品を古美術品として取り入れ、自らの趣味や嗜好を表現している。Netflixシリーズ「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」の人気を受け、「虎鵲図(カササギと虎を描いた民画)」が注目されたように、古美術品に新鮮さを感じる人が増えている。

ソウル東大門区踏十里(トンデムング・タプシムニ)の古美術商店街にも新たな風が吹いている。踏十里古美術商店街は、清渓川(チョンゲチョン)や黄鶴洞(ファンハクトン)などソウル各地に散在していた骨董商たちが、都市開発による家賃高騰を受けて1970年代に集まり形成された大規模市場だ。陶磁器はもちろん、ご飯茶わんやスプーン、農具まで多彩な骨董品を一度に見ることができ、1980年代に最盛期を迎えた。しかし、輸入デザイン製品や現代美術へと人々の関心が移り、徐々に活気を失っていった。

だが近年、フォトジェニックなオブジェやインテリアを前面に打ち出した店舗が進出し、若い世代の来訪が増えている。壁からショーケースまで全てを黒で統一し、間接照明で小さな展示室のような雰囲気を演出した「OF」、欧米のミッドセンチュリー家具と朝鮮(チョソン)時代の古家具を組み合わせて展示する「コボクヒ」、現代美術のポスターやスニーカーをインテリア小物として活用し、セレクトショップのような空間を演出した「ホバクフォークアートギャラリー」など、個性的な店が相次いでオープンして注目を集めている。古くからの店に並ぶ骨董品の中から、自分の好みに合う品を探し出す「ディギング(収集・探求)」に楽しさを見いだす若者も増えた。

こうしたトレンドに歩調を合わせた展示会も相次いで開かれている。今年春には、ソウル鍾路区(チョンノグ)のアートスペース保安1942(保安旅館)で、若いコレクターたちの骨董品を紹介する「若き骨董」展が開催された。コボクヒ、コヨ、サロ、オアッ、オジャクラフト、キュレーテッドコラムズ、民芸サラン、イドオークションの8チームによるコレクションを紹介し、2日間で約500人が来場した。彼らは釜山の複合文化空間「オチョリャン」で7月5日まで展示を続ける。

展示と連携して、今月24日には「骨董な日々」の著者である香雲斎(パク・ヨンビン、36)が、「男性韓服と伝統装身具の魅力」をテーマに講演を行う。


金民 kimmin@donga.com