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コスピ相場好調で…国民年金の枯渇「4年遅れる見通し」

コスピ相場好調で…国民年金の枯渇「4年遅れる見通し」

Posted June. 20, 2026 08:46,   

Updated June. 20, 2026 09:08


昨年、国民年金が予想を上回る基金運用収益率を記録したことで、基金枯渇時期が従来予測より4年遅れるとの見通しが示された。

19日に国会予算政策処が公表した「基金運用実績の改善に伴う国民年金財政修正見通し」報告書によると、現行制度が維持された場合、国民年金の財政収支は2050年に赤字へ転落し、2069年に基金が枯渇すると予測された。予算政策処は昨年6月、年金改革の効果を反映して2048年の赤字転落、2065年の基金枯渇を見込んでいたが、それぞれ2年、4年後ろ倒しになった。

基金枯渇時期が遅れたのは、基金運用の成果によるものだ。昨年の基金運用収益率は18.82%、国内株式の収益率は82.44%を記録した。昨年末時点の積立金は1458兆ウォンで、前年より245兆ウォン増加した。今年に入り「コスピ相場好調」が続く中、先月末時点の積立金は約1800兆ウォンに達したとされる。

長期的な基金運用成果による財政見通しの変化幅も大きかった。2026~2120年の平均基金運用収益率が現在の前提(4.6%)より1ポイント高まれば、赤字転落時期は2060年、基金枯渇時期は2082年まで先送りされると予測された。収益率が2ポイント上昇した場合は、見通し期間の2120年まで財政黒字を維持し、基金も枯渇しないと分析された。

予算政策処は、国民年金が市場に及ぼす影響力が大きくなっただけに、基金減少期への備えを事前に進める必要があると強調した。積立金は2049年を境に減少へ転じる見通しだ。予算政策処は「大規模な資産売却は国内金融市場に大きな影響を及ぼしかねない」とし、「段階的なリバランシング(資産再配分)が可能となるよう、出口戦略を事前に整備する必要がある」と提言した。


チョ・ユラ記者 jyr0101@donga.com