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「鉄柱」金玟哉、ヒメネス封じなるか 韓国、メキシコと首位攻防戦

「鉄柱」金玟哉、ヒメネス封じなるか 韓国、メキシコと首位攻防戦

Posted June. 19, 2026 08:32,   

Updated June. 19, 2026 08:32


「激しくプレッシャーをかけてくるメキシコを相手に、試合の主導権を握らなければならない」

韓国サッカー代表の洪明甫(ホン・ミョンボ)監督(57)は、メキシコとの2026年北中米ワールドカップ(W杯)グループリーグA組第2戦を翌日に控えた18日、メキシコ・グアダラハラ・スタジアムで開かれた公式記者会見でこう語った。事実上のA組首位決定戦とも言える韓国対メキシコ戦は、19日午前10時に同会場でキックオフされる。

W杯共同開催国のメキシコは、洪監督率いる韓国がA組で対戦する国の中で最も強いチームだ。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは13位で、韓国(22位)を9ランク上回る。韓国は過去のW杯でメキシコと2度対戦(1998年フランス大会、2018年ロシア大会)し、いずれも敗れている。歴代代表戦の対戦成績でも4勝3分け8敗と負け越している。

韓国がメキシコを破れば、史上初となるW杯本大会グループリーグ2連勝という新たな歴史を刻むことになる。W杯グループリーグ第2戦未勝利のジンクスも破ることができる。そのためには、「鉄柱」金玟哉(キム・ミンジェ、30、バイエルン・ミュンヘン)を中心とする守備陣が、メキシコのエースストライカー、ラウル・ヒメネス(35、ウルヴァーハンプトン)を封じ込めなければならない。

身長188センチのヒメネスは空中戦に強いFWだ。南アフリカとのグループリーグ初戦(2-0でメキシコ勝利)ではヘディングでゴールを決めた。昨年9月の韓国との親善試合でもヘディングで先制点を挙げている。当時の試合は2-2の引き分けだった。李榮杓(イ・ヨンピョ)解説委員は「経験豊富なヒメネスは得点力の高い選手だ。どう動けば得点できるかを熟知しているFWだ」と評価した。

金玟哉(190センチ)はチェコとの初戦で、優れたポジショニングと積極的な競り合いを武器に粘り強い守備を見せ、韓国の2-1逆転勝利に貢献した。攻撃時にはセンターライン付近まで上がってビルドアップに加わるなど、攻守両面で存在感を示した。洪監督は「チームにおける金玟哉の重要性は誰もが分かっている。守備陣が組織的にメキシコの攻撃を防がなければならない」と強調した。

中盤では、両チームが誇る司令塔同士の対決にも注目が集まる。チェコ戦でパス成功率100%を記録した李康仁(イ・ガンイン、25、パリ・サンジェルマン)は、韓国の攻撃を組み立てるプレーメーカーだ。朴智星(パク・チソン)解説委員は「李康仁が第2戦で最も重要な役割を果たすだろう。相手守備陣のプレッシャーを突破できれば、メキシコに大きな脅威を与えられる」と展望した。

メキシコのハビエル・アギーレ監督(68)は、李康仁がスペイン1部マジョルカでプレーしていた時の指揮官だ。アギーレ監督は18日の記者会見で、「李康仁はピッチ全体を頭の中に描きながら、余裕を持ってボールを扱える選手だ」とし、「李康仁を止める方法は選手たちに伝えてある。彼にボールを持たせないようにする」と語った。

李康仁とメキシコの新星ジルベルト・モラの対決も見どころだ。攻撃的MFのモラは、南アフリカとの初戦に途中出場し、メキシコ史上最年少のW杯出場記録(17歳240日)を打ち立てた。南アフリカ戦では14本のパスを全て成功させるなど、チーム攻撃の起爆剤となった。モラは今大会に出場する48カ国、1248人の選手の中で最年少だ。

モラは李康仁との中盤での対決に期待感を示した。彼は「李康仁は毎試合、素晴らしいプレーを見せる優れた選手だ」とし、「私のように若くしてA代表でプレーしている選手と良い勝負をしたい」と語った。李康仁は18歳だった2019年9月、ジョージアとの親善試合でA代表デビューを果たした。


金培中 wanted@donga.com