Go to contents

「トランプ大統領はイランに屈服」 米保守陣営で反発

「トランプ大統領はイランに屈服」 米保守陣営で反発

Posted June. 17, 2026 08:31,   

Updated June. 17, 2026 08:31


バンス米副大統領とイランのガリバフ国会議長が19日(現地時間)、スイス・ジュネーブで終戦に向けた覚書(MOU)の署名式を行う予定である中、米保守陣営で今回のMOUへの反発が強まっている。具体的な核廃棄の約束を引き出せないまま、イランに過度に譲歩したという理由からだ。特にMOUの文面公開を求める声が高まると、トランプ米大統領は「19日以降に公開される」と述べた。バンス氏も「今週中に合意文を公開する。1ページ半ほどの非常に大まかな文書だ」と語った。

トランプ氏は15日、フランス・エビアンで開幕した主要7カ国(G7)首脳会議を機に、フランスのマクロン大統領と会談した際、14日にイランとのMOUへの電子署名を終えたとし、「ホルムズ海峡もすでに部分的に開放された」と述べた。また、署名式が行われる19日には海峡が「完全に開放されるだろう」と付け加えた。米政治メディア「アクシオス」は、「60日間の停戦延長が電子署名直後に発効した」と伝えた。

こうした中、トランプ氏への支持が強い米保守陣営では、イランとのMOU署名合意を問題視する声が強まっている。保守系論客のエリック・エリクソン氏は15日、X(旧ツイッター)に「トランプはイランに屈服した」と投稿し、今回のMOU合意への不満を示した。FOXニュース司会者のマーク・レビン氏も、「なぜ我々はそのいまいましいMOUを見ることができないのか」とし、トランプ政権が文面公開を先送りしていることへの疑念を示した。アクシオスは、「米国とイスラエルの強硬派は『イランが具体的に何を得るのか』『核交渉が決裂した場合どうなるのか』をホワイトハウスに問いただしている」と伝えた。

一方、アクシオスは、トランプ氏と側近らが14日にMOU合意発表に先立って開いた会議で、ラトクリフ中央情報局(CIA)長官、ルビオ国務長官、ヘグセス国防長官が、イランの核合意履行意思に懸念を示したと報じた。特にラトクリフ氏らは、米情報機関が収集した情報を根拠に、米国が要求する核措置をイランが受け入れるかどうか疑問を提起したという。


申晋宇 niceshin@donga.com