
李在明(イ・ジェミョン)大統領は3日、韓国を国賓訪問したフランスのマクロン大統領と首脳会談を行い、「ホルムズ海峡における安全な海上輸送路の確保に向けて協力する意志を確認した」と明らかにした。中東戦争の長期化に伴い経済・安全保障の危機懸念が高まる中、欧州連合(EU)の核心国であるフランスとの連携強化を図る。
李氏は同日、韓国大統領府で開かれた韓仏首脳会談後の共同記者発表で、「中東戦争がもたらした経済・エネルギー危機に共同対応するため、政策経験と戦略を共有し、グローバル経済の不確実性の解消に向けて共に努力することで一致した」と述べた。マクロン氏は「ホルムズ海峡(の航行)は再開されるようにしなければならない」とし、「世界的に状況が極めて不安定な中、多国間の(問題解決)体制を構築する必要がある」と述べた。
両国は、2004年に結んだ「21世紀包括的パートナーシップ」から22年ぶりに、「グローバル戦略的パートナーシップ」へ格上げすることで合意した。また、原子力発電、人工知能(AI)、重要鉱物など多様な分野で協定改正案3件と覚書(MOU)11件を締結した。
特に韓国水力原子力は、フランス国営原発企業オラノ、フラマトムとそれぞれ原子力燃料供給網の協力強化やグローバル原子力市場での協力基盤強化などを盛り込んだMOUを締結した。アラブ首長国連邦(UAE)のバラカ原発やチェコのドコバニ原発の受注を巡り激しく競合してきた原発強国フランスと協力に踏み出した形だ。
李氏は、「わが国の原発に原料を安定的に供給するとともに、グローバル原子力市場への共同進出の基盤を整えることができる」と述べた。マクロン氏も「パートナーシップを一層強化していく」と応じた。
朴訓祥 tigermask@donga.com






