
イランが本土から約4000キロ離れたインド洋のディエゴガルシア島の英米共同軍事基地に向けて発射した弾道ミサイルは、「ホラムシャハル4」(写真)である可能性が高いと、英紙テレグラフが21日報じた。ロケットを利用したか、弾頭重量を軽減して射程を大幅に延ばした可能性が指摘されている。イランは22日、破壊力を強化した最新の自爆型ドローンでイスラエル・テルアビブのベングリオン空港を攻撃した。
同紙によると、ディエゴガルシア基地に向けて発射された中距離弾道ミサイルは、最大80発のクラスター弾を搭載可能な20トン級「ホラムシャハル4」である可能性が高い。イランから射程4000キロの中距離弾道ミサイルが確認されたのは初めて。米紙ウォールストリート・ジャーナルなどによると、イランは同基地に向けて中距離弾道ミサイル2発を発射したが、いずれも目標を外れた。
これまでイラン政府は、自国ミサイルの最大射程を2千キロとしてきた。ブルームバーグ通信は「射程2500マイル(約4023キロ)に達する兵器は、英ロンドンや仏パリなど欧州主要都市を攻撃の危険にさらすおそれがある。ただし、イランが同様の中距離弾道ミサイルを追加で保有しているかは不明だ」と指摘した。
専門家らは、イランがロケットを活用してミサイル射程を2倍に延ばした可能性があるとみている。英王立防衛安全保障研究所(RUSI)のジャスティン・ブロンク上級研究員はAP通信に対し、「イランのロケット『シムルグ』は精度は低いが弾道ミサイルとして利用され、射程を延ばすことができる」と話した。弾頭を外すなどして重量を軽減し、射程を延ばした可能性もある。
イランは22日、従来より破壊力を強化した自爆型ドローン「アラシュ2」をイスラエル・テルアビブのベングリオン空港攻撃に投入した。同空港は米軍の空中給油機が発着する拠点だ。イラン国営プレスTVによると、イラン軍報道官は「アラシュ2はいつでも発射できるよう迅速な生産が可能だ」と述べた。同ドローンは5日、アゼルバイジャンのナヒチェバン空港の攻撃にも使用された。
キム・ハギョン記者 whatsup@donga.com






