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「ジャンプ着氷時のブレード角度まで解析」 五輪公式時計オメガが新技術を公開

「ジャンプ着氷時のブレード角度まで解析」 五輪公式時計オメガが新技術を公開

Posted February. 07, 2026 08:59,   

Updated February. 07, 2026 08:59


「競技場に設置されたすべてのカメラから生成される映像を人工知能(AI)が一つに統合し、3次元(3D)化すれば、選手のあらゆる動きを追跡できます」

韓国フィギュアスケート男子シングル代表の車俊煥(チャ・ジュンファン)とキム・ヒョンギョムは5日(現地時間)、ミラノのアイススケートアリーナで初の公式練習を行った。同じ時間帯、各国から集まった記者を会場に案内したオメガ傘下スイス・タイミングの最高経営責任者(CEO)、アラン・ゾブリスト氏は今後フィギュアスケートに導入される新技術についてこう説明した。リンク脇に設けられた仮設オフィスでは、練習中の選手の動きを追跡する3D映像がリアルタイムで表示されていた。

五輪公式タイムキーパーのオメガは、今大会のフィギュア競技で、選手のジャンプの高さや飛距離、回転数、回転速度、ヒートマップ(氷上での移動軌跡)など、リンク上で生じるすべての情報を収集し、放送局に提供する。リアルタイムで送信されるこれらのデータは、生中継を通じて視聴者に即座に届けられる。

これまでも、フィギュアの審判が採点時に確認するリプレーやスローモーション映像は、会場に設置された多角度のカメラから得られていた。ただし、審判はこれらの映像を「肉眼」で見て判定に用いてきた。

新技術は、人間の審判がより正確な判定を下せるよう、技術点の評価に影響を与えるすべての要素のデータを提供する。今回公開された技術は、ミリ単位で選手のすべての動きを追跡し、ジャンプの踏み切りや着氷時のスケートブレードの角度まで把握できるという。

ただし、今大会の実際の採点過程には、このデータは反映されない。ゾブリスト氏は「技術は完成しているが、時間が必要だ」とし、「審判が、どの技術をどのように採点に活用するかについて、まず合意が必要だ」と説明した。

現在、オメガは専用アプリケーションを通じて、選手のデータ解析結果を関係者に提供している。ゾブリスト氏は「現時点では、4分の1回転以上不足すると、結果表に『q』の表示が付くだけだが、将来は、どれほど回転が不足し、その結果、出来栄え点がどの程度減点されたのかを明確に示す映像を一緒に確認できるようになるだろう」と話した。


任寶美 bom@donga.com