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スノボの「白菜ボーイ」が五輪直前にW杯制覇、初の五輪金に向け「手応えつかんだ」 

スノボの「白菜ボーイ」が五輪直前にW杯制覇、初の五輪金に向け「手応えつかんだ」 

Posted February. 02, 2026 09:26,   

Updated February. 02, 2026 09:26


シーズンを通して待ち望んだ優勝を、これ以上ないタイミングで手にした。いわゆる「白菜ボーイ」の イ・サンホ(31)が、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪の開幕を6日後に控え、2025~2026シーズンの国際スキー・スノーボード連盟(FIS)ワールドカップ(W杯)で初優勝を飾った。

イ・サンホは先月31日(現地時間)、スロベニアのログラで行われた今季スノーボード・アルペンW杯第13戦のパラレル大回転男子決勝で、ベテランのロランド・フィシュナラー(46・イタリア)を0.24秒差で制した。スノーボードのパラレル大回転は、2選手が同時にスタートし、先にゴールした選手が次のラウンドへ進む方式で勝者を決める。

イ・サンホは2018年平昌(ピョンチャン)五輪のパラレル大回転で銀メダルを獲得し、韓国のスキー・スノーボード史上初の五輪メダリストとなった。4年後の北京大会でも有力候補と目されたが、準々決勝で0.01秒差で敗れ、2大会連続メダルの夢はかなわなかった。

今大会を前に目立った成績を残せず、メダル候補にも挙げられていなかったが、五輪直前のW杯優勝で一転、韓国雪上競技初の五輪金メダル候補として再浮上した。イ・サンホがW杯パラレル大回転で優勝するのは、2021年12月11日以来、1512日ぶり。種目を問わないW杯優勝も、2024年3月9日のパラレル回転以来、693日ぶりだ。

イ・サンホは「競技人生で今季の成績は最悪だった。だから五輪前にどうしても勝ちたかった。五輪だけを見据え、装備のさまざまな部分を試してきたが、目前にしてついにやり遂げた」と喜びを語った。

昨年5月には左手首骨折で手術を受け、現在も金属ピンが残る。本来は昨年9月ごろに抜釘手術を受ける予定だったが、五輪シーズンに向けた練習に集中するため延期した。イ・サンホは「今季ほど負担を感じたシーズンはなかった。(好成績のために)100%以上を出し切る必要があると分かっていたので緊張もした。やり遂げた自分を本当に誇りに思う」と話した。

代表チームのイ・サンホン監督は「手術直後の復帰だったが、オフシーズンのトレーニングは順調で、シーズンに入って結果が出ず雰囲気が沈んでいた。しかし直前のW杯でも予選1位になるなど、本領を完全に取り戻した。テクニックはいまも世界最高水準だ」と評価。

「屋内ではなく自然環境で行う競技なので影響要因が多い。天が味方すれば最高の結果が出る。金メダルのチャンスはある。自信は十分だし、イ・サンホは私以上に自信を持っている選手だ」と付け加えた。

イ・サンホらスノーボード・アルペン代表は1日、陸路で五輪の競技地イタリア・リヴィーニョへ移動した。パラレル大回転は1週間後の8日に予選と決勝が行われる。今五輪で韓国選手が出場する個人種目の中で、最初にメダルが出る可能性が高いのが、この種目だ。

五輪公式タイムキーパーのオメガは、今大会で韓国選手団初の個人種目金メダリストに、2026五輪エディションの時計を贈る予定で、その最初のチャンスを得るのがイ・サンホだ。


任寶美 bom@donga.com