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「6か所の選手村を巡る選挙戦」 五輪ボブスレー銀、ウォン・ユンジョンがIOC選手委員に挑戦

「6か所の選手村を巡る選挙戦」 五輪ボブスレー銀、ウォン・ユンジョンがIOC選手委員に挑戦

Posted January. 27, 2026 10:39,   

Updated January. 27, 2026 10:39


2018年平昌(ピョンチャン)五輪ボブスレー4人乗り銀メダリストのウォン・ユンジョン(41)が、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪で、韓国の冬季競技代表経験者として初めて国際オリンピック委員会(IOC)選手委員に挑戦する。ウォンは23日、国際スキー・スノーボード連盟(FIS)クロスカントリー・ワールドカップが行われるスイスのゴムスへ出国した。

大会開幕(6日)を前に、ウォンは「全競技の選手に会うには日程がタイトだ。運動靴★も3足持参した」と言い、「スイスでクロスカントリーW杯を終えた後、参加人数が最も多いミラノ地域に移動して選挙運動を行う。続いて、フリースタイルスキーとスノーボードのリヴィーニョ、アルペンスキーのボルミオなど、計6か所の選手村を順に回る。選手一人ひとりと会うつもりだ」と話した。IOC選手委員は五輪期間中に選手の投票で決まり、ウォンを含む11人が競い、得票上位2人が選出される。

今大会は五輪史上初めて公式名称に異なる2都市(ミラノ、コルティナダンペッツォ)の名が併記される。「持続可能な五輪」を掲げ、1956年コルティナダンペッツォ五輪で使用された施設を再利用して雪上競技を実施する。新設会場は、ミラノ・サンタジュリアのアイスホッケー・アリーナと、コルティナのスライディングセンターの2か所にとどまる。

ミラノ南部のフィギュアスケート会場から、オーストリア国境に接するアンテルセルヴァ(アンホルツ)のバイアスロン会場までは約388キロ。選手村も6か所に分散する。ボブスレー選手時代、最長でも1分足らずの操縦だったウォンは、今やハンドルを握れば3時間の移動が当たり前となる。

オフシーズンも各競技の合宿地や会場を回り、選手に顔を知られてきたウォンは「特に雪上競技ではインフラ格差を強く感じた。最近訪れたバイアスロンW杯では、上位国が巨大な貨物トラックを会場脇まで持ち込み、内部に約200台のスキーと常駐のワクシング技術者がいた。力量差が生じるのも当然だと感じた」と振り返る。

装備不足で他国のそりを借りていた韓国ボブスレーから、五輪初のメダルを獲得したウォンは、今度はそり競技出身者として初のIOC選手委員という新たな歴史に挑む。「自分自身も平昌大会の2人乗りでは期待に届かなかった。4人乗りを前に、諦めたくなるほどの重圧を感じた。多くの選手が経験する状況だ」。現場を回り、「抱える困難に少しでも寄り添えるようにしたい」と語った。

新設のコルティナ・スライディングセンターを視察したウォンは、「難しいコーナーが2か所ほどある。新トラックで各国選手の適応度は低い。当日の氷の状態への対応が鍵だ」と話した。現地時間で来月6日に開幕する今大会に、韓国は13競技71人が出場する。開会式の旗手は車俊煥(チャ・ジュンファン、25、フィギュアスケート)と、パク・ジウ(28・スピードスケート)が務める。


任寶美 bom@donga.com