
26日の対ドルウォン相場は、円高の進行に連動し、取引時間中に1ドル=1430ウォン台を付けた。米国と日本の両政府が、円安の進行を抑えるため為替市場に介入するとの観測が強まり、ウォン相場も円の動きに同調した。対ドルウォン相場が取引中に1ドル=1430ウォン台を付けたのは、今月2日以来16営業日ぶりとなる。市場では、さらにウォン高が進む可能性を慎重に見込んでいる。
ソウル外国為替市場で、同日の対ドルウォン相場(午後3時30分時点)は、前日比25.2ウォン・ウォン高ドル安の1ドル=1440.6ウォンで取引を終えた。朝方は1ドル=1446.1ウォンで始まり、取引時間中には一時1ドル=1438ウォンまでウォン高が進む場面もあった。日中取引ベースでは、当局が口先介入に踏み切った昨年12月24日以来、最も大きな変動幅(33.8ウォン・ウォン高)となった。
ウォン相場が円の動きに反応した形だ。今月半ばに1ドル=160円前後が意識されていた対ドル円相場は、この日の東京市場で一時1ドル=153.8円まで円高が進んだ。イ・ユジョン、ハナ銀行外為・デリバティブ研究員は「ウォン安要因とされてきた円安局面が修正されつつある」とし、「為替市場の投資家心理も、ウォン高へと見方が変わる可能性がある」と話した。
対ドル円相場は、先週末に米ニューヨーク連邦準備銀行が主要投資銀行(IB)などを対象に、対ドル円水準の妥当性を調べる『レートチェック』を行ったとの報道を受け、円高方向に動いた。高市早苗首相は最近、「投機的で極めて異常な動きには、あらゆる措置を講じる」と述べ、市場介入の可能性を強く示唆している。日本政府は、対ドル円相場が1ドル=160円を超えていた2024年4~7月に、ドル売りの実弾介入を実施した。
李在明(イ・ジェミョン)大統領が21日の記者会見で、「1、2か月後には1ドル=1400ウォン前後まで下がるだろう」と具体的な水準に言及したことも、市場で意識されている。大統領の発言後、対ドルウォン相場は4営業日続けて1ドル=1400ウォン台前半で推移している。
一方、国民年金は26日、今年初の基金運用委員会を開き、為替ヘッジ戦略を点検した。ヘッジ比率が引き上げられた場合、市場にドルが供給される形となり、相場の安定要因となるとの見方も出ている。鄭銀敬(チョン・ウンギョン)保健福祉部長官は会議冒頭で、「国内株式市場の異例の上昇やウォン安を踏まえ、国民年金基金のポートフォリオを点検する」と述べた。
チ・ミング記者 warum@donga.com






