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「夫人が約束した比例1議席は有効か」 尹鍈鎬氏、解任後も人事請託

「夫人が約束した比例1議席は有効か」 尹鍈鎬氏、解任後も人事請託

Posted January. 20, 2026 09:47,   

Updated January. 20, 2026 09:47


世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の世界本部長だった尹鍈鎬(ユン・ヨンホ)氏が、「コンジン法師」ことチョン・ソンベ氏を通じて、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の妻の金建希(キム・ゴンヒ)氏に対して、総選挙の公認だけでなく、女性家族部傘下機関の幹部ポストまで要求しようとしていたことが分かった。

19日、東亜(トンア)日報の取材を総合すると、政教癒着不正合同捜査本部(合同捜査本部)は、尹鍈鎬氏が2023年5月8日に世界本部長を解任された後の同年11月、チョン氏に対し「(国民の力)党代表選挙支援を巡り、(金建希)夫人が約束したことは有効でしょうか」と送信した携帯メッセージを確保した。これについて尹鍈鎬氏は調査過程で、「旧統一教会の5地区長で、慶尚南道(キョンサンナムド)議会議長出身の人物の比例代表枠を受けようとしたが、金夫人とチョン氏が約束を守らなかったため、残念だと伝えたものだ」と主張した。金氏は、チョン氏を通じて、旧統一教会側が23年3月の「国民の力」党代表選挙を前に、信徒を集団入党させる見返りとして、旧統一教会側に比例代表公認1議席を約束した疑いで裁判を受けている。

このほか合同捜査本部は、尹鍈鎬氏が女性家族部の幹部職を要求しようとした経緯についても調べている。尹鍈鎬氏は24年2月、自身の携帯電話に、「先に(金建希)夫人が約束した比例1議席は、今回の総選挙公認や(チョン・ソンべ)顧問の状況を考えると難しいと思われる。代わりに、女性家族部傘下の韓国青少年活動振興院の活動事業理事が空席なので、そのポストと国立中央青少年修練院(天安)院長を兼務できるよう配慮してほしい」とするメモを残した。合同捜査本部は、これらを基に、旧統一教会高位職から解任された尹鍈鎬氏が、なぜチョン氏を通じて金氏に対し、継続的に請託を試みたのかについても捜査を進めている。

合同捜査本部はまた、尹鍈鎬氏が総選挙を支援するため、24年3月に旧統一教会の青年信徒ら約8千人が参加する保守支持行事などを準備していたものの、実行に移されなかったことも把握した。これに対し、旧統一教会側は「教団として進めたものではなく、尹鍈鎬氏の個人的な逸脱だ」との立場を繰り返している。旧統一教会関係者は「尹鍈鎬氏が私的利益のため、解任後もこうした行動を取った可能性がある。捜査を通じて真相が明らかになると考えている」と主張した。


ソ・ソルヒ記者 コ・ドイェ記者 facthee@donga.com