
「BTS(防弾少年団)が新アルバムのタイトルを『アリラン(ARIRANG)』としたのは、(韓国人としての)自身のアイデンティティを明確に示すシグナルだ」――。英紙ガーディアンはこう評した。
今年のカムバックを予告し世界的な話題を集めてきたBTSが16日、3月20日発売予定の新作アルバムのタイトルを「アリラン」と発表すると、海外メディアもその意味合いを読み解こうと大きな関心を寄せた。
ガーディアンは「アリランは韓半島で最も愛されてきた民謡で、世代を超えて共感を呼ぶ情感豊かな『非公式の国歌(unofficial national anthem)』だ」と紹介。「多くのKポップグループが世界に受け入れられるため国際的なイメージや美学を採用する中、BTSは異なる道を歩んでいる」と評価した。
同紙は、BTSがミュージックビデオで韓服を着用したり、ステージでアリランのメドレーを披露してきたことにも触れ、「彼らは一貫して韓国的ルーツを受け入れてきた」と指摘した。
米経済誌フォーブスも「アリラン」の持つ意味に注目。フォーブスは「今回のアルバム名は、兵役などで長い空白期間を経たBTSが、自身の原点に立ち返ったことを象徴している」と分析した。さらに、アリランについて「約3600の変種と60以上のバージョンが存在する、600年以上の歴史を持つ韓国の民謡」であり、「2012年に韓国、2014年に北朝鮮がそれぞれユネスコ無形文化遺産に登録した」と説明した。
BTSは、ファンプラットフォーム「ウィバース」を通じて、5枚目のフルアルバムのタイトルが「アリラン」であることを明らかにしている。アルバムには、グループのアイデンティティや郷愁、「深い愛」をテーマにした全14曲が収録される予定だ。BTSは4月9日からワールドツアーをスタートさせる。
キム・ソミン記者 somin@donga.com






