
ロシアが2014年に一方的に併合したウクライナ南部クリミア半島の黒海沿岸の断崖に、金メッキの浴室や老化防止の冷凍治療施設、ヘリコプター発着場などを備えた超豪華な秘密宮殿をプーチン大統領が保有しているとの主張が浮上した。
昨年12月30日(現地時間)、英紙タイムズなどによると、24年初めに不審死したロシア野党指導者ナワリヌイ氏が設立した汚職追及団体「反汚職基金(FBK)」は、最近の報告書で、この宮殿が9千万ポンド(約1740億ウォン)以上を投じて大規模改修された後、プーチン氏に提供されたと主張した。
「巨大な宮殿」と呼ばれるこの別荘には、専用の散策路や桟橋、人工ビーチがあり、総合病院並みの手術室にはドイツ製やフィンランド製の最先端医療機器が備えられているという。FBKは特に、マイナス110度に達する冷凍治療施設で、プーチン氏が老化防止治療を受けている可能性を指摘した。プーチン氏は昨年9月の中国・北京訪問時、習近平国家主席と「科学技術の発達で150歳も可能だ」といった趣旨の会話を交わすなど、不老長寿への関心が強いことで知られる。
この建物は当初、親ロシア派で2010~14年に政権を担ったウクライナのヤヌコビッチ元大統領のために建設された。ロシアによるクリミア併合後、所有権がプーチン氏の知人に移り、その後、プーチン氏が使用するようになったとFBKは主張している。ヤヌコビッチ氏は14年の市民革命で失脚し、現在はロシアに亡命している。
FBKは21年にも、黒海沿岸にある10億ドル(約1兆4400億ウォン)規模の別の「プーチン宮殿」を暴露している。これを踏まえ、FBKは今回、「なぜプーチンにもう一つ宮殿が必要なのか。一人の人間が一体いくつの宮殿を持たねばならないのか」とし、「度を超えた贅沢に吐き気を覚える」と強い言葉で非難した。
キム・ボラ記者 purple@donga.com






