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三星、CES2026控え「家電50年の革新史」ティザー映像公開

三星、CES2026控え「家電50年の革新史」ティザー映像公開

Posted December. 27, 2025 11:42,   

Updated December. 27, 2025 11:42


三星(サムスン)電子は来年1月に米ラスベガスで開かれる世界最大級の情報技術(IT)家電見本市CES 2026を前に、25日、家電のティザー映像を公開した。過去50年余にわたる家電製品の変遷を整理した内容で、三星電子がCESを前に家電関連のティザー映像を制作し、外部に公開したのは今回が初めてだ。

映像には、1980年にマイクロコンピューターチップを搭載したエアコン、1982年に画面を備えた多目的電子レンジ、1985年に音声ガイダンス機能を適用した冷蔵庫など、過去の革新家電が登場する。2018年に音声アシスタント「ビクスビー」を搭載した家電や、最近の人工知能(AI)基盤の家電機能も紹介された。

三星電子はこれに先立ち、19日、テレビ製品の変遷を整理した別のティザー映像をニュースルームとユーチューブで公開した。1975年発売の「エコノテレビ」を皮切りに、ブラウン管カラーテレビ、液晶表示装置(LCD)、発光ダイオード(LED)、量子ドット発光ダイオード(QLED)、マイクロ赤・緑・青(RGB)ディスプレイへと至る技術の進化が盛り込まれている。

三星電子はCES開幕2日前の来年1月4日、ラスベガスのウィン・ホテルで家電の新製品発表イベント「ザ・ファーストルック2026」を開く予定だ。テーマは「あなたのAI日常パートナー」で、7日まで展示や関連フォーラムなどの付帯行事を行う計画という。

三星電子は「三星AI家電は、再び転換点を迎えようとしている」とし、「ユーザーの日常をより深く理解し、生活の価値を飛躍的に高める差別化された体験を、今回のCESで公開する」と明らかにした。


イ・ドンフン記者 dhlee@donga.com