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現代自、米衝突評価で2年連続「最も安全な車」最多選定

現代自、米衝突評価で2年連続「最も安全な車」最多選定

Posted December. 24, 2025 10:48,   

Updated December. 24, 2025 10:48


現代(ヒョンデ)自動車グループは、米国の衝突安全評価においてグローバルブランドの中で最も多くの車種を最高評価に押し上げ、世界最高水準の安全性を実証した。

現代自動車グループは23日、米国高速道路安全保険協会(IIHS)の評価で、グローバル自動車ブランド最多となる21車種が優秀等級以上を獲得したと発表した。最高等級の「トップ・セーフティ・ピック・プラス(TSP+)」が18車種、「トップ・セーフティ・ピック(TSP)」が3車種で、フォルクスワーゲンとホンダ(各9車種)を大きく上回った。現代自グループは2年連続で「最も安全な車」最多選定の記録を更新したという。

電気自動車専用プラットフォーム(E-GMP)採用モデルの健闘が際立った。現代自のアイオニック9と起亜(キア)EV9は、正面・側面衝突や衝突回避システムなど全項目で満点の「グッド」を獲得した。アイオニック5・6、GV60も最高等級を受け、安全性が認められた。アバンテ、サンタフェ、スポーティジ、ソレントなど内燃機関・ハイブリッド車も最高等級に名を連ねた。

とりわけ、IIHSが後部座席乗員の安全評価基準を大幅に強化した中での成果である点が評価されている。IIHSは今年から、正面衝突時に運転席後方の後部座席に小柄な体格のダミー人形を配置し、傷害リスクを厳密に測定する方式を導入している。 従来はこの項目で「可(Acceptable)」の評価を得ればTSP+を取得できたが、今年からは「良(Good)」の評価を得なければ最高等級を受けられないよう基準が引き上げられた


金在亨 monami@donga.com