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HD現代重工業、ペルーと次世代潜水艦を共同開発

HD現代重工業、ペルーと次世代潜水艦を共同開発

Posted December. 22, 2025 10:16,   

Updated December. 22, 2025 10:16


HD現代(ヒョンデ)重工業は、ペルー・リマの国営シマ造船所と、ペルー海軍向け次世代潜水艦の共同開発契約を結び、初の潜水艦輸出に乗り出す。

HD現代重工業は21日(現地時間)、リマでホセ・ヘリ大統領と朴鏞烈(パク・ヨンヨル)HD現代重工業艦艇事業本部長ら両国関係者が出席する中、19日に契約を締結したと発表した。

これを受け、HD現代重工業は来年初めから約11カ月間、ペルー海軍と共同で次世代潜水艦の設計を行う。潜水艦が引き渡されれば、同社にとって初の潜水艦輸出実績となる。会社側は「ペルー海軍は水深が3000メートルを超え、海底地形が複雑な広大な太平洋沿岸を作戦海域としている」とし、「過酷な環境下での要求条件を具体的に反映した最適な潜水艦を開発し、引き渡す」と説明した。

HD現代重工業は、今回の潜水艦契約に加え、昨年4月にペルーと3種類の艦艇計4隻の建造契約を結ぶなど、防衛産業分野での協力関係を継続している。ホセ・ヘリ大統領は「HD現代重工業とシマ造船所の契約は、両国の実質的な戦略協力を象徴するものだ」と言い、「強い意志をもって事業を推進する」と語った。


李沅柱 takeoff@donga.com