
フリーエージェント(FA)市場に出ていた「オーサム(Awesome)キム」金河成(キム・ハソン、30)が来季も、米大リーグ(MLB)のアトランタ・ブレーブスでプレーする。
ESPNなど米メディアは16日、「内野手の金河成が、ブレーブスと1年2000万ドル(約295億ウォン)で契約した」と報じた。2025年シーズン終了後に1600万ドル(約236億ウォン)の保証年俸を得る選手オプションを放棄してFAとなっていた金河成は、従来の年俸を400万ドル上回る条件で残留を決めた。
2021年にサンディエゴ・パドレスでメジャーデビューした金河成は、2024年シーズン終了後にタンパベイ・レイズと2年総額2900万ドル(約428億ウォン)で契約し、2025年終了後のオプトアウト条項を盛り込んでいた。故障に悩まされる中、9月に遊撃手を補強していたブレーブスに加わり、同球団では24試合に出場して打率.253、3本塁打、12打点、OPS(出塁率+長打率)0.684と復調を示した。
今FA市場を前に、地元メディアは守備力に定評があり打撃も評価される金河成が、3年4800万~6000万ドル(約690億~862億ウォン)規模の複数年契約を得ると予想していたが、結果的に単年契約となった。アレックス・アンソポロスGM(48)は「パドレス時代の金河成に戻ることを期待している」と言い、「可能なら、より長い同行につながり、来季終了後に大型の複数年契約を勝ち取ってほしい」と語った。金河成は2026年シーズン終了後、再び複数年のFA契約に挑戦するとみられる。
チョ・ヨンウ記者 jero@donga.com






