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「ゴルフ女王」朴仁妃、国際ゴルフ連盟理事に就任

「ゴルフ女王」朴仁妃、国際ゴルフ連盟理事に就任

Posted December. 16, 2025 09:03,   

Updated December. 16, 2025 09:03


「ゴルフ女王」として知られる朴仁妃(パク・インビ、37、写真)が、国際ゴルフ連盟(IGF)の理事兼執行委員に委嘱された。朴仁妃がゴルフ行政に携わるのは初めて。

朴仁妃のマネジメント会社であるワウ・マネジメント・グループは15日、「朴仁妃が米女子ツアー(LPGA)を代表し、IGFの理事および執行委員として正式に活動を開始する。IGF理事会への参加を通じ、世界ゴルフ発展のための戦略策定や中長期政策に直接関与する予定だ」と発表した。

さらに、「IGF理事会は、会長と各国ゴルフ団体代表4人、選手代表5人の計10人で構成されており、現在、選手理事はアニカ・ソレンスタム(55・スウェーデン)と朴仁妃の2人だけだ」と付け加えた。

伝説的ゴルフスターのソレンスタムが会長を務めるIGFは、152カ国のゴルフ協会や団体を代表し、ゴルフの国際的発展戦略の策定や競技人口拡大に取り組んでいる。執行委員となった朴仁妃は、△ 国家連盟の加盟承認、△ユース五輪ゴルフ競技の運営監督、△世界アマチュアチーム選手権の監督、△各国オリンピック委員会(NOC)との協力関係管理――などを担う予定だ。

IGFは、「2016年リオデジャネイロ五輪金メダリストの朴仁妃は、『ゴールデン・キャリア・グランドスラム』を達成し、9年間にわたりIGF選手委員会で活動したほか、女子ゴルフの地位向上に貢献してきた中核的存在だ」とし、「LPGAツアー殿堂入り選手として、その豊富な洞察をIGFにもたらすだろう」と評価した。

朴仁妃は、「これまでの経験を基に、関心を持ってきた五輪におけるゴルフ競技の国際的認知度向上、ジュニア発掘と支援プログラムの開発、ゴルフの大衆化など世界ゴルフ発展のため、与えられた役割を全うしたい」と語った。朴仁妃はLPGAツアーでメジャー7勝を含む通算21勝を挙げ、世界ランキング1位を通算106週維持した。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com