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経総会長「韓日が半導体・AIで協力すれば世界市場を主導」

経総会長「韓日が半導体・AIで協力すれば世界市場を主導」

Posted December. 12, 2025 10:33,   

Updated December. 12, 2025 10:33


「長年培ってきた両国の経済協力を強化し、半導体やバッテリー、人工知能(AI)、素材、精密機械など次世代技術分野で協力すれば、世界市場で革新と成長を主導できるはずです。」

韓国経営者総協会(経総)の孫京植(ソン・ギョンシク)会長は11日、ソウル中区(チュング)のロッテホテルで水嶋光一駐韓日本大使を招いて開いた会長団懇談会で、こう強調した。2025年の韓日国交正常化60周年を迎えて開かれた同日の行事には、李章漢(イ・ジャンハン)鍾根堂(チョングンダン)会長ら経総会長団が出席し、両国経済協力の高度化策について議論し、民間交流拡大への意志を確認した。

孫会長は、「グローバル覇権競争やサプライチェーンの再編、気候変動など複合危機のなかで、韓日協力はこれまで以上に重要だ」と指摘した。続いて、現代(ヒョンデ)自動車とトヨタの水素車協力などを例に挙げ、「こうした未来志向的な経済協力を強化するには、企業が自由に事業を展開できるよう政府の関心と支援が不可欠だ」と述べた。また、両国交流の活性化に向け、「韓日専用入国審査レーン」の常時運営を提案した。水嶋大使は「韓日両国は地理的に近く、基本的価値を共有し、多くの産業で相互補完的な関係にある」とし、「こうした強みを最大限に発揮できる機会がある」と応じた。


金在亨 monami@donga.com