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パク・ナレ、パワハラ・違法医療疑惑で「放送活動中断」宣言

パク・ナレ、パワハラ・違法医療疑惑で「放送活動中断」宣言

Posted December. 09, 2025 11:28,   

Updated December. 09, 2025 11:28


マネジャーへのパワハ疑惑争と違法医療行為の疑惑が浮上したお笑いタレント、パク・ナレ(40・写真)が放送活動の中断を宣言した。医療界では「違法医療行為の疑いが見られる」として捜査を求めている。

パク・ナレは8日、自身のソーシャルメディア(SNS)に投稿したメッセージで、「笑いと楽しさを届けることを職業とする芸人として、これ以上番組や同僚に迷惑をかけることはできない」とし、「すべてがすっきり解決するまで放送活動を中断する」との立場を示した。ただパワハラ疑惑については、「きのう元マネジャーと対面し、私たちの間の誤解と不信を解くことができた」とし、「依然としてすべては私の責任だと考えており、深く反省している」とコメントした。

これを受けパク・ナレは現在出演中のテレビ番組をすべて降板する。9年間出演したMBCバラエティー「ナ・ホンジャ・サンダ」制作陣は同日、「事案の重大性とパク・ナレの意向を考慮し、出演中断を決定した」と発表した。2018年の番組開始から出演していたtvN「驚くべき土曜日」側も、「本人の意向を尊重し、次回収録から共にしない予定」とした。パク・ナレがホストを務めるユーチューブチャンネル「ナレシク」は現在コメント機能が停止されており、10日に公開予定だったエピソードも中止されたという。

パク・ナレが活動中断を宣言したものの、医療界では違法医療行為疑惑を提起する声が続いている。パク・ナレはオフィステルなど医療機関ではない場所で点滴を受けた写真が公開され、いわゆる「注射おばさん」と呼ばれるA氏から点滴を投与され、向精神薬を処方なしに服用したとの指摘が出た。パク・ナレ側は「医師免許のある方から栄養剤注射を受けた」、「病院で縁ができ、スケジュールが厳しい時に往診を依頼した」と釈明した。

しかし大韓医師協会(医協)は「代理処方と非対面処方が禁止されている向精神性医薬品クロナゼパムと、専門医薬品トラゾドンなどが使用された疑いが見られる」とし、「捜査当局は向精神性医薬品の違法流通経路を徹底的に調べるべきだ」と要求した。イム・ヒョンテク前医協会長はA氏を医療法、薬事法違反および詐欺罪などの容疑で検察に告発したのに続き、パク・ナレも共犯として捜査するよう求めた。保健福祉部は「捜査経過に応じ、必要なら行政調査などを検討する」との立場を示した。


キム・テオン記者 パン・ソンウン記者 beborn@donga.com