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麻薬摘発2913キロ、10月までで過去最大

麻薬摘発2913キロ、10月までで過去最大

Posted December. 06, 2025 10:12,   

Updated December. 06, 2025 10:12


今年1~10月に摘発された麻薬が2913キロに達し、過去最大を記録した。

韓国関税庁は5日、ソウル税関で李明九(イ・ミョング)関税庁長を中心に2025年麻薬密輸特別対策推進団会議を開いた。同庁によると、10月までの摘発件数は1032件、麻薬量は2913キロで、前年同期比で件数45%増、重量384%増となった。重量ベースでも過去最大だ。

特にコカインの摘発量が大幅に増加した。関税庁は10月までにコカイン密輸8件を摘発し、2302キロを押収した。全体の約8割を占め、昨年1年間の押収量68キロの34倍に達する。4月にはペルー発の船舶で国内最大規模の1690キロが摘発されるなど、大型密輸の摘発が相次いだ。

出発地別では東南アジア地域が最も多く、カンボジアとラオスが増加傾向を見せた。特にカンボジアは23年の0.6キロから今年(1~10月)は23キロに急増した。経路別では航空旅客が505件で最多となった。


世宗市=キム・スヨン記者 syeon@donga.com