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「25兆ウォン規模のエジプト兵器市場を狙え」 K防衛産業、現地で積極的なプロモーション

「25兆ウォン規模のエジプト兵器市場を狙え」 K防衛産業、現地で積極的なプロモーション

Posted December. 03, 2025 10:37,   

Updated December. 03, 2025 10:37


最大170億ドル(約25兆ウォン)規模の兵器市場が開かれると見込まれるエジプトを対象に、K防衛産業企業が相次いでマーケティングを強化している。最近、李在明(イ・ジェミョン)大統領がアラブ首長国連邦(UAE)やエジプトなど中東歴訪を通じ「防衛セールス」を後押しした上、韓流による好イメージも重なり東欧に続く大型受注可能性が高まる雰囲気だ。

韓国航空宇宙産業(KAI)とハンファエアロスペースは1~4日(現地時間)、エジプト・カイロのエジプト国際展示センターで開催されるエジプト防衛産業展(EDEX)に大型広報館を設置し、アフリカ・中東の軍関係者を対象に積極的な広報活動を展開している。

KAIは特にKF21、FA50、スリオンなど韓国型航空機を現地空軍関係者に紹介することに重点を置いた。FA50の場合、エジプト空軍の主力機種であるF16との互換性が高く、現地パイロットが機種転換を容易に行える点を積極的にアピールした。KAI側はエジプト、モロッコ、イラク、ヨルダンなどアフリカ・中東の関係者が相次いで広報館を訪れ関心を示したと説明した。空軍特別飛行チーム「ブラックイーグルス」も現地で同機種による華麗なエアショーを披露し力を添えた。

ハンファエアロスペースは次世代多連装ロケットである「天舞(チョンム)1.0」「天舞2.0」の実機を展示した。昨年末、エジプト向け輸出が確定し来年1四半期から納品されるK9自走砲パッケージは模型で公開した。特にハンファ側は国内製作のK9部品をエジプトへ空輸し現地で組立・完成させる「製造協力」を強調し追加受注を狙っている。


李沅柱 takeoff@donga.com