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WHO「肥満でない場合のウゴービ使用は脱毛等の副作用」

WHO「肥満でない場合のウゴービ使用は脱毛等の副作用」

Posted December. 03, 2025 10:09,   

Updated December. 03, 2025 10:09


世界保健機関(WHO)がウゴービ、マンジャロなどグルカゴン様ペプチド(GLP1)系肥満治療薬について、6カ月以上の長期治療を条件付きで推奨する初の公式ガイドラインを発表した。専門家は、肥満でない人がGLP1系治療薬を使用すると、脱毛や筋肉量減少などの副作用が生じる可能性があるとして、誤用と乱用を警告した。

1日(現地時間)、WHOは「GLP1系治療薬は妊婦を除く成人の長期的肥満治療に使用でき、6カ月以上の長期治療を推奨する」とコメントした。WHOは肥満を疾病として認めながらも、肥満治療法として運動や食習慣の改善など非薬物的療法による管理を推奨してきた。WHOが肥満治療薬の使用と条件付き推奨を示したのは、今回が初めてである。ただし「薬物だけでは肥満問題を解決できず、健康的食生活と身体活動を含む生活習慣の見直しが必要だ」と付け加えた。こうした勧告は、体格指数(BMI)30以上の成人に適用される。

専門家は、GLP1系治療薬を処方基準通りに使用する重要性を強調する。食品医薬品安全処は、BMI30以上の肥満患者、または糖尿病、高血圧、脂質異常症など体重関連疾患があり、BMI27以上30未満の患者に処方するよう案内している。


チョ・ユラ記者 jyr0101@donga.com