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三星電子、「技術リーダー」を前面配置、AI・ロボットの主導権確保へ

三星電子、「技術リーダー」を前面配置、AI・ロボットの主導権確保へ

Posted November. 26, 2025 09:26,   

Updated November. 26, 2025 09:26


三星(サムスン)電子は、人工知能(AI)やロボット、半導体などの分野で未来技術を牽引するリーダーを大幅に抜擢する2026年度の定期役員人事を実施した。最近の業績回復を受け、 昇進対象者は前年に比べ増加した。

三星電子は25日発表した2026年度の定期役員人事で、副社長51人、常務93人、フェロー1人、マスター16人の計161人の役員人事を実施した。今年はスマートフォンや半導体の販売好調などを背景に経営状況が昨年より改善し、昇進者も増加した。三星電子は2021年以降昇進者数が減少し、昨年は年間137人まで減ったが、今年は17%以上増加した。

デバイスエクスペリエンス(DX)部門では、昨年(86人)よりやや増えた92人が昇進。最近「不振のトンネルを抜けた」と評価されるデバイスソリューション(DS)部門も、昨年(51人)より18人増の69人が昇進した。

三星電子は、「産業パラダイムが急速に変化する中、技術主導権確保のためAI・ロボット・半導体など未来技術を牽引するリーダーを大幅登用した」と説明した。

DX部門のイ・ユンス副社長(50歳)は、AIサービス向けグラフィックス処理装置(GPU)の最適化を主導した功績で昇進。ロボット専門家のクォン・ジョンヒョン副社長(45歳)とチェ・ゴウン常務(41歳)もロボット分野の技術競争力を確保した成果を認められた。DS部門では、ホン・ヒイル副社長(55歳)、ユ・ホイン常務(46歳)らが高帯域幅メモリ(HBM)の開発などで成果を上げ昇進した。

同日、三星電子ではDX部門のチョン・インヒ副社長(51歳)など女性役員9人が昇進し、外国人ではDS部門のジェイコブ・ジュ副社長(47歳)が登用された。

三星グループ内の他の電子系企業も同日、役員人事を実施した。三星ディスプレイでは副社長が8人、常務が13人、マスターが2人の計23人が昇進。チョン・ギョンホ副社長(49歳)は、ギャラクシーZフォールド7/フリップ7搭載の新規モジュールフィルムおよび高強度フォルダブル部品の開発を主導した成果が評価された。 三星SDIでは副社長が3人、常務が5人の計8人、三星電機では副社長が2人、常務が6人の計8人が昇進した。

さらに三星バイオロジクスでは、副社長が2人、常務が4人が昇進。今年5月に稼働を開始した第5工場の量産体制(ランプアップ)を構築したキム・ヒジョン副社長(44歳)の成果が認められた。創立以来最年少の女性役員となるアン・ソヨン常務(37歳)も誕生した。


イ・ドンフン記者 チェ・ジウォン記者 dhlee@donga.com