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大韓民国1番潜水艦「張保皐艦」が退役 34年間34万マイル航海

大韓民国1番潜水艦「張保皐艦」が退役 34年間34万マイル航海

Posted November. 20, 2025 09:50,   

Updated November. 20, 2025 09:50


今年末に退役を控える大韓民国1番潜水艦「張保皐(チャンボゴ)艦(1200トン)」が19日、最後の航海を行ったと、韓国海軍が明らかにした。

張保皐艦は午後、慶尚南道鎮海(キョンサンナムド・チンヘ)の基地内の軍港を出港し、約2時間の航海を終えて帰港すると、軍港内に停泊していたすべての潜水艦が汽笛を鳴らして祝った。最後の航海には、約30年前に初代艦長としてドイツから張保皐艦の引き渡しを受けたアン・ビョング予備役准将をはじめ、当時の武将官、主任元士らも同席した。

アン氏は「大韓民国海洋の『開拓者』だった張保皐艦の最初と最後の航海を共にでき光栄だ」とし、「1990年代初め、ドイツから潜水艦を導入して運用技術を学んだ海軍と我が国が、30年余りで3千トン級以上の世界最高峰ディーゼル潜水艦運用国へと発展した姿に胸が高鳴る誇りを感じる」と述べた。

張保皐艦は88年にドイツのHDW造船所で建造が始まり、91年に進水。92年に海軍が引き渡しを受け、翌年6月に韓国海軍初の潜水艦として就役した。海軍は初潜水艦の艦名を、統一新羅(シンラ)時代に清海鎮(チョンヘジン)を拠点に海洋を切り開いた張保皐大使の名にちなんで「張保皐艦」と命名した。

張保皐艦は92年から2025年までの34年間、地球15周を超える約34万2千マイル(約63万3千キロ)を安全に航海した。「100回潜航すれば100回浮上する」という潜水艦司令部の信条を完遂したことになる。特に04年の環太平洋訓練(RIMPAC)では、米空母を含む約30隻の艦艇を標的にした模擬攻撃の間、一度も探知されることなく、韓国海軍の卓越した潜水艦運用能力を世界に示した。13年の韓米合同対潜戦訓練、16年の西太平洋潜水艦脱出・救助訓練など、主要な海外訓練すべてに参加した最初の潜水艦でもある。

張保皐艦は23年まで作戦任務を遂行し、昨年から訓練艦に転換され、潜水艦乗組員の教育訓練や資格維持訓練を支援してきた。イ・ジェグォン張保皐艦艦長(少領)は、「張保皐艦は潜水艦司令部創設の礎を築いた潜水艦部隊の夢であり挑戦の象徴だ」とし、「張保皐艦の開拓精神を受け継ぎ、最も深い海域で大韓民国を守る『沈黙の守護者』として任務を遂行する」と述べた。


尹相虎 ysh1005@donga.com